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2020/04/23 12:16

デアリングタクトとプラチナムバレット

ノルマンディーの所属馬から、ついにG1馬が誕生した。
しかも、牝馬クラシック「桜花賞」である。
クラブ馬「デアリングタクト」は、間違いなく歴史に残る名馬になるだろう。

この栄光を目の当たりにして、感動と興奮に満たされた後、心に去来したのは一抹の寂しさだった。

クラブ初の中央重賞制覇を遂げ、一時はダービー候補とすら言われた、愛馬「プラチナムバレット」の姿が目に浮かんだ。
栄光を手にした直後に骨折が発覚し、長期療養を余儀なくされ、なんとか復帰に漕ぎ着けた後、徐々にかつての姿を取り戻しかけた時に発生した、まさかの転倒事故。

これで、夢は…


デアリングタクト」は、贔屓目なしに「アーモンドアイ」クラスの素材と見ている。
次走は、もちろん「オークス」に出走するべきだが、「日本ダービー」に出ても、勝機はあるだろう。
今後、敵はアクシデントだけであり、故障や事故がなければ、現役なら「アーモンドアイ」、歴代なら「ウオッカ」や「スカーレットブーケ」、「ジェンティルドンナ」に肩を並べる活躍も十分に期待出来るだろう。

一クラブ会員として、誇りに思うと共に、羨望と嫉妬をかなりの割合で心に秘めつつも、それでも応援していきたいと考えている。


ここで、少し考えた。

もし、愛馬「プラチナムバレット」が、故障も事故もなく、順調に成長していたらどうなっていただろうか…と。

デアリングタクト」並の活躍をしていただろうか?

自分の答えは「ノー」である。
3歳春の時点で、後に古馬重賞を制する「サトノクロニクル」「ミッキースワロー」に勝ったとはいえ、「キセキ」「サトノアーサー」「エアウインザー」には実力勝負で完敗していた。
その後の成長力は「プラチナムバレット」に分があったとみるが、圧倒的な潜在能力とまでは言えず、良くて古馬重賞をあと2,3つ勝って、最強クラスの馬が海外遠征している隙に、運良くG1を1つくらいは取れるかな…といったところだろう。

オールドファンに分かりやすい例えで言えば、可能性が高いのが「ナイスネイチャ」や「マチカネタンホイザ」の立ち位置であり、最高の成長を遂げたとして「ライスシャワー」や「メジロパーマー」のレベルに行けるかな?さすがに無理かな?…と言ったところである。


タラレバ話は、楽しくもあり虚しくもあるが、やはり一口馬主の醍醐味は、愛馬に夢を託して、同じ夢を見る仲間と一緒に応援し、語り合うことだと考える。


今回、「プラチナムバレット」は、所属が美浦の「岩戸厩舎」に変わり、再出発を目指すことになった。

厳しい前途は疑いようもないが、現役である以上は可能性がゼロでないことも、また事実。
適切な条件、そして最高の状態でターフに降り立ち、かつての気迫に満ちた「強いプラチナムバレット」が見れることを願うばかりである。

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