takaさんのひとこと日記

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2019/07/27 08:01

土曜日注目馬

ｱｽｺｯﾄ4R　ＫＧⅥ＆ＱＥＳ
芝2390m　23:40
⑧エネイブル
ヨーロッパが猛暑に見舞われている。フランスでは「命の危険がある」とアナウンスが流れれば、ドイツやチェコでは史上最高気温が更新。100年以上の歴史を誇るロンドン地下鉄では冷房車の設備がない路線もあるようで、サウナのような危険な空間が広がっているという話も。
いきなり何の話？と思われたかと思いますが、アスコットはこの猛暑でパンパンの良馬場という表現がピッタリの馬場になっていたんだ。「これなら日本馬にもチャンスが！？」なんて一般メディアでは取り上げられていたかと思うんだが、日曜になって予報に反しての降雨。こうなってくると話が変わってくる。
アスコットは非常にタフな馬場状態になっている。これは地盤だとか芝の質だとかそういう話ではなく、アップダウンの激しい起伏に富んだコースという所がポイントになる。良馬場なら高速時計も出現する馬場だが、雨で渋って体力の必要な状態になるとこの坂が本当に堪えるんだな。それで一気に時計がかかる。
今のところ馬場状態は日本でいう稍重ぐらい。そこまで極端な道悪ではないものの、タフな条件に対応できる馬をしっかり選ばないといけないな。
実は、猛暑続きの高速馬場なら◎クリスタルオーシャンという線も考えていたんだが、適度に湿って時計がかかるならば⑧エネイブルの首位は揺るがない。
もう、この馬については説明不要レベルじゃないか(笑)。17年凱旋門賞は『⑰エネイブルは強い！が、⑤クロスオブスターズの差し込みに大きく期待！』と言ってこの両馬でのワンツー。18年凱旋門賞では本命指名しての1万0850円的中などなど、まあ色んなところで貢献してくれてる、世界のトップホース。
正直、時計の速すぎる決着になった時は不安が残ると考えていた。それだけにこの土曜の雨はまさに恵みの雨。もしもこれから更に雨が降ってドボドボの馬場になったとしても、この馬は2年前のＫＧⅥ＆ＱＥＳを2分36秒台の時計で勝っているように問題はなし。2年ぶりの制覇が濃厚だろう。
まともなら②クリスタルオーシャンと一騎討ち。前走はここアスコットでマジカルを下してのG1制覇。マジカルとエネイブルの力関係を考えると、決して逆転が不可能な訳ではないと思うんだ。良馬場ならばプッシュしたかったが、タフな馬場になった事で対抗止まりに。ただ、個人的には逆転のシーンが見られても全く驚かない馬ではある。
⑦ヴァルトガイストは前走時に距離短縮がプラスに働くとジャッジして本命指名していたが、中盤からゴールまで上り坂がメインになるタフな馬場ならばこの距離でも力を発揮できると見ている。要は後半の決め手比べになると分が悪い、という馬なので、スタミナ勝負になれば台頭の余地はあるって事だ。
能力指数順
8--2.7