牝馬二冠達成「ミッキークイーン」

「1.56.9」 去年の ショウナンパンドラの秋華賞レコードより コンマ 1秒速く、コースレコードに コンマ 1秒まで迫った速い勝ち時計。

かかり癖のある レッツゴードンキに ハナを取られないように中途半端な逃げではなく、おもいきった逃げを打った 黛 騎手。前半 1000m 57秒4の ハイペースを作る要因となりました。

そんな中、不安視されていたゲートを上手く出て 大外枠の不利を考え 積極的に ポジションを取りにいった ミッキークイーンの浜中 騎手と陣営の作戦。

道中は良い感じで中団の外めを追走、テンダリーヴォイスの早めの戦線離脱と アンドリエッテの外からの捲りによって 馬群に つつまれる形になった 3コーナーから 4コーナー。

直線に入った所で上手く前が開いて 抜け出し、外から襲いかかる クイーンズリングを抑えての勝利。

今日は ミッキークイーンの底力と 「何としても勝つ！」という 浜中 騎手の気迫が 数々の課題をクリアさせ 見事に二冠達成を手繰り寄せたと思います。

1番人気のプレッシャーもあった中、ミッキークイーンと浜中 騎手、人気に応える勝利、そして牝馬二冠 おめでとうございます。

私の応援していた トーセンビクトリーは 結果論では マキシマムドパリの競馬をしていれば もっと好勝負になっていたかもしれませんが、あくまで結果論。ハイペースで かかり気味、武 騎手は最善を尽くしたように思います。彼女の器用さを出す展開にはなりませんでしたね。残念ですが条件戦から出直しです。なにより怪我もあった中、最後の一冠「秋華賞」に間に合ったことを讃えてあげたいと思います。お疲れ様でした。

来週は今度は 牡馬のラスト一冠 クラシック最終戦「菊花賞」です。二冠馬 ドゥラメンテの不在を誰が埋め、新しく栄冠を掴むのか？一週間 楽しみに待ちたいと思います。