日本語ロック、J-ROCK のムーヴメントについて思う事

ここ5,6年でJ-Rock界隈のフェスが かなり増え もうなんでもありな感じがしてきました。

私自身、洋楽中心に音楽を聴くようになってからは日本のメインストリームの音楽は避けるようになり、日本人が作るものすべてを避けるようになっていました。

ある音楽雑誌と出会い「くるり」「髭」その他 自分の趣味にあった少しのバンドの音楽は聴くようになったものの、今 J-ROCKの中心にいるバンドに関してはまったく心を掴むなにかを感じる事ができません。

今、J-ROCKのフェスに出て オーディエンス を盛り上げている バンドのほとんどは10年くらい前に英国で流行った ポストパンクリバイバル の焼き直し的な音楽が多数で私にとっては あまり興味をひくものではありません。

もちろん、the telephones のように最初にそこに目をつけて始めた バンドは素晴らしいと思います。私は 焼き直しの 焼き直し が多すぎるかなぁと個人的に思う訳です。

しかし、私自身 昨年、一昨年と「Count Down Japan Fes」に参加して思ったのは、その オーディエンス の パワーが とてつもないという事。フジロック や サマソニ では考えられない「うねり」を巻き起こすのです。ベッドライナー だけではなく メインステージ で 演奏するすべての バンドが。

で私が思ったのは J-ROCKのファンは鳴っている音楽はなんでも良いのだと。とにかく自分達が楽しくハシャぐ事ができれば良いのだと。つまり日常生活における ストレスを発散する場所になっているのですね。音楽は その後押し、付属品のような物だと私は感じました。

となると音楽に未来はないなと。純粋に音楽を求めている訳ではないのなら、音楽でご飯を食べている人達は大変だなと。まぁ フェス が増えたのも その影響かもしれないですね。音楽の売り上げだけでは食べていけないから Live の Fes の回数を増やしてってね。利益をそっちの方に頼ったのかもしれません。事実が どうかはわかりません。あくまで私の妄想です。実際に乱立する フェス の チケットはかなり安いと思います。そこに出演する バンドに利益が出ているか どうかはわかりません。

なんか音楽好きとしては 盛り上がりを見せているのは良いけど。「この先 日本で純粋に音楽に焦点をあてて 音楽を作る 若いアーティストってどうなるのかなぁ。」ともの思いにふけてしまうのです。

読んで気分を害された方がいたら申し訳ありません。m(__)m

これはあくまで個人的見解、個人的偏見で書いたものです。早く目覚めた朝に何気なく考えた「頭の悪い人間の頭の悪い愚痴」ですので、ご容赦ください。m(__)m