レッドディザイアの初娘「レッドディヴェル」

09年 牝馬クラシック、ブエナビスタ と レッドディザイアの激しい闘いは まだ私の記憶の中には鮮明に残っています。

ブエナビスタに春 2冠を持っていかれた悔しさを胸に 秋華賞を執念でもぎ取った レッドディザイア の勇姿は今でも覚えています。私はブエナビスタ三冠を確信していましたが......。

あの時のレース後の京都競馬場は異様な空気でしたね、地面に寝そべって声をあげて泣きじゃくっていた男性もいました。......「一体 いくら賭けてたの？」と肩に手をやり慰めてあげたいほどでした。あの人、今 どうしているんだろう......。

............かなり話がそれましたが、そんな レッドディザイアの娘が土曜 新潟5R でデビューしました。父は ハービンジャー、馬体のバランスも良く チャカチャカする様子もなく パドックでの彼女は本当に優等生な感じがしました。

レース

スタートは5分に出ました。二の足が少し遅く 先行集団に遅れをとるもすぐに追いつきます。道中は先行集団の少し後ろくらいで落ち着き直線へ。

馬群の中 追い出し始めますが反応が やや鈍く前との差が詰まりません。しかしジワジワではあるものの しっかりと伸びて最後は3着でのゴール。

負けはしましたが、馬群の中を怯まず しっかりと脚を使えた事、そしてゴール前の脚は さすがと言えるものでした。下が緩いのも多少は影響したかもしれません。

レッドディザイアの娘、レッドディヴェルのデビュー戦は 次走へ初勝利へ向けて 確かな手応えを掴んだレースと言えるのではないかと思います。