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2015/08/13 19:02
Hostess Club Osaka
楽しみにしていた Thom Yorke のLive [Hostess Club Osaka] なんかホステスのお姉ちゃんがいる怪しい店の名前のようですが、Hostessとはレコードレーベルの名前です。
Zepp Namba での公演だったのですが、私の見落とし 思い込みでZepp Osakaと勘違いしコスモスクエア駅まで行ってしまう大失態、あとで調べて知ったのですが 旧 Zepp Osaka は2012年に閉店していました。知らねーし......。慌てて引き返しなんとか開演前に間に合いました。
まぁ、確実にこっちの方がアクセスしやすいから良いんですが、知らない間に色々な Live を見てきた思い出の場所が無くなっていたことを知り多少のショックはありました。
注・これはLive評ではありません。私の個人的偏見を大いに盛り込んだ体験記です。
Jon Hopkins,Matthew Herbert,Thom Yorke [Tomorrow's Modern Boxes] Liveの順番で行われました。
ここ最近は Electro Music/Dance Music を意識的に避けて、より親しみやすい王道ロックかポップミュージックを聴いて楽しんでいた私ですが、やはり生は最高ですね。Jon HopkinsもMatthew Herbertも名前は知れどCDは1枚も聴いたことのないアーティストでしたが、自然に体が動いてしまうほど素晴らしい Live をしてくれました。
Jon Hopkins は Electro系の王道 ためてためてからのブレイク、そして爆発させて上げる と言う抑揚のあるかなり盛り上がった内容でした。ラストの「R2」は死ぬほどカッコ良かったし、踊りまくりました。Autechre の「Gantz Graf」を彷彿とさせる音作りに魅了された Live でした。私にとっては間違いなくルームリスニングな音楽ではなくフロアで聴いてこその音楽でした。
Matthew Herbert は若さで押せ押せの Jon Hopkins とは違い あまり流れに抑揚のない Liveでしたが、こちらは音で楽しませてくれる Live でした。色々な所から音がやってくる、リズムがやってくる、予想のできない展開に私はずっと笑いが止まりませんでした。この Live は踊らなくても十分に楽しめる Live だったと思います。さすがはベテランの技、昨今の Electro の Live とは違った形でアプローチしてくる内容に舌を巻くしかありませんでした。お見事です。
で一番楽しみにしていた Thom Yorke の Live でしたが、結果的に言うと前2アクトに比べると全体的に中途半端でどちらにも振り切れていない感じが盛り上がりにかけましたね。裸の王様ヨロシク、オーディエンスは Thom Yorke だから盛り上がっている、Thom Yorke なら何でも OK 諸手を挙げて賞賛する感じで私は少々萎えましたね。1曲目の「The Clock」とアンコールラストの「Default」だけで私は良かったかなと......。
とにかく前の Matthew Herbert が秀逸すぎて、Radiohead を含めて ずっと崇拝してきた Thom Yorke を初めてダサいと思ってしまいました。やはり Radiohead しかり Atoms For Peace しかり Band が生み出すケミストリーは無限大だなと改めて感じた「Zepp Namba」の夜でした。