「私はゴールドシップが大好きです！」

今日は晴れ間もありましたが、一日曇りがちで あまり暑くなく過ごしやすい日でした。しかし京都競馬場の熱気はすごかったです。人それぞれ思い思いの馬に声援を送った事でしょう。

ウインバリアシオンのファンには少し辛い天皇賞になってしまいました。幸い大事には至らなかったということで安心しました。

私も含めキズナのファンにも厳しい結果が待っていました。しかし下を向いていても仕方ありません。負けは負けあっさり認めて、また次 頑張りましょう。

そして今日の主役 ゴールドシップ、パドックから いつもの本馬場に先入れをした時、馬が歓声に驚いて嫌気がさすリスクを恐れず ファンのために典さんが我々の前まで来てくれて返し馬をしてくれたこと、典さんのファンを大事にする姿勢に心を打たれました。この時点で私はキズナ、ゴルシと迷っていた応援する馬を 典さんも含めてゴールドシップに決めました。

ゲートに入るのを嫌がったのにはヒヤヒヤさせられましたが、彼の愛嬌と演出と捉えています。「今日は走りたくない！」ふりをしたのでしょう。

レースは見ての通り 彼が元々得意としていた二段階仕掛け、典さんとの息、タイミングもバッチリでした。直線での典さんと彼は もう必死でした。最後にフェイムゲームに詰め寄られますが何とか凌ぎきってくれました。

言葉になりませんね、本当に心から感動すると言葉ではなく涙が出てくるんですね。

数々の不安材料をはね除け 今は亡き父 ステイゴールドと母の父 メジロマックイーンに捧げる春の天皇盾、見事ここ2年の雪辱を果たす3度目の正直の栄冠でした。

ゴールドシップは 良い意味でも 悪い意味でも期待を裏切ったりします。好きになるか嫌いになるかは人それぞれですが、「私はゴールドシップが大好きです！」

典さん、ゴルシ、天皇賞制覇 本当におめでとうございます。そして感動をありがとうございます。今日はゆっくりと休んで下さい。