レーベンスティールの香港ヴァーズ（１）

　いよいよあと２日。本当は不安なく迎えたかったところだが、スクミの
情報でそうもいかなくなった。今のところレースには向かえそうなので
一過性のものと思えるが、何事も無く帰還できることを切に願う。

　さて展望であるが、まずはゲート番から。少頭数なのであまり気にする
必要も無いだろう。７番は悪くない。内過ぎるとスローで包まれる恐れも
あるので、避けたかった。
　気になるのは、日本と違って狭くてゲートボーイがいること。本馬は
必要ないだろうが、両脇が欧州勢で使ってくるかもしれない。見慣れぬ
状況に気を取られて後手を踏まないようにしたい。去年も出なかった馬が
いた。
　そのゲートは今朝スクーリングをする予定になっていたが、追い切りが
出来ているので、こちらも済ませたと思う。

　追い切りについては、本当は木曜にローシャムパークと併せでやりた
かったと思う。スクミの影響で１日遅れ、軽めになったのがどうか。一応、
出発前にびっしりやって、現地で予定通りやれなくてもいいようにしたと
聞いた。１週前に強く追って当週はサラリ、というパターンと同じと
思えばいいのかもしれない。

　今回最も懸念されるのは2400ｍという距離だ。前進気勢の強さを考えると
長いのではないかとも思える。だが、同様に距離延長が注目されたレモンポップ
で成功した厩舎である。モレイラも3000ｍまでなら乗り方次第で持つと言って
いる。ここはこのコンビを信用しよう。