ブレイブスマッシュ産駒、牡牝のエースがカーニバルに登場

　メルボルンスプリングレーシングカーニバルが佳境を迎え、いよいよ来週火曜日にメルボルンカップが行われる。その舞台となるフレミントン競馬場で、初年度産駒（現３歳）のエース格２頭が出走予定だ。

　まず４日(土)の1600ｍ・Ｇ３に、Brave Mead　が登場する。このレースは、日本には無い「定量＋限定ハンデ」の条件で施行される。これは、レースの水準を超える場合に斤量が加算されるルールで、今回　Brave Mead　は１頭だけレーティングが抜けているので、１ｋｇ背負うことになった。それでも想定では１番人気である。
　気になるのは、主戦のザーラ騎手が２番人気想定馬に乗ることか。それでも、今後のことを考えるとこの距離はこなしておきたいし、何より産駒の初重賞勝利を熱望するところだ。

　そして、７日（火）のメルボルンカップ直後のレース、1400ｍ・リステッドに　kimochi　が出走を予定している。このところ重賞であと一歩の状態が続いていたので、ここは確実に獲りに来た感じだ。このレースも「定量＋限定ハンデ戦」なのだが、Kimochi　がレーティングで大きくリードしているにも拘らず、実はまだ１勝馬というのが得をしたのか、定量に据え置かれた。気になる鞍上は、日本でお馴染みのレーン騎手に決まった。
　初めての遠征、初めての左回りとなるが、これから大きな舞台を狙うためにはしっかりと勝ち切っておきたいところだ。