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2023/09/16 11:25

レーベンスティールのセントライト記念

 運命のゲート、中山4番をゲット! このレース貰ったか!? いやいや、オーバーヒートしないように話を進めて行こう。

 中山芝2200mについては昨年のオールカマーで述べた通り。今回は捕捉程度で。野芝の9月開催は年間で最も高速化する。コースレコードもコスモバルクがこのレースでマークしている。
 にも拘らず、例年の内容は加速力よりも減速率の小さな馬の実績が高い。持続力で何とかなるイメージだ。私はこのようなレースを「鈍足戦」と呼んでいる。何故か考えてみると、スピードは無いがスタミナはあるという馬が集まることと、そもそも1枚足りない馬の参戦もある。
 これが京都の菊花賞で、神戸新聞杯組に対して分が悪い理由だと思っている。中山2200の鈍足戦で権利を得た馬では、代替開催だった阪神はともかく、スタミナと上りの両方求められる京都3000は難しい。
 話は戻って、現在の中山は例年以上に高速化している。そして、異次元の追走力+加速力を兼ね備える馬が2頭。今年はいつもの鈍足戦とは違うレースになるだろう。

 ここで新馬戦に話題を転じよう。東京芝1800m以上でデビューし、後にG1馬になった馬は多い。彼らは後半及びラスト3Fで一定の水準をクリアしていた。昨年、同条件の2歳新馬で、これらのG1馬と同等のラップを叩き出したのは3頭のみ。ソールオリエンスタスティエーラレーベンスティールである。前者2頭は春のクラシックで1、2着を分け合った。実力ではこの世代牡馬の3強の一角であると信じたい。課題は距離延長のみだが、前走も今回の調教もカリカリした面を見せていないので、期待してもいいだろう。

 鞍上のモレイラは怪我以降、以前ほどではないとか、強く追えないとか言われている。だが、状況判断能力は影響を受けない。世界の一流騎手は初めてのコース、初めての馬でも結果を出すものだ。レーベンスティールは合図さえ出せば自分で動けるので、問題無いだろう。

 ともかく、今回の相手はソールオリエンスのみ。だが、レース中は相手を意識せず、自分の競馬を全うするだけだ。それが出来れば、結果は自ずとついてくる。

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