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2023/05/29 09:27

レーベンスティールの見解を修正

 デビュー前に血統表や姉を参考に想像していた姿と、4戦して見えて来た実際の姿には当然違いがある。今回はその辺りについて思うところを述べてみたい。

 当初はまあまあ良い馬であろうが、それを超えるには血統の理屈を超えた突然変異的な強さが必要だと述べた。どうやら嬉しい誤算で、後者である可能性が高まった。従って、あれこれ血統表の字面から書いたことはご破算だ。
 前にも述べたが、ディープを直接テイオーの肌馬に付けても、悲しいくらい非力な馬ばかりだった。そこにストームキャットが介在するとこうも違うのか。キズナは種付け料高騰もあるし結果も出ているので別として、ダノンキングリーサトノアラジンエイシンヒカリはどうなのか気になるところだ。あ、また血統表に戻ってしまった。(苦笑)

 前置きが長くなった。そろそろレーベンスティール自身に戻ろう。第4戦を見て感じたのは、追い出してからの回転力が2歳時よりも増していることだ。と言っても、ストライドは狭くないのでピッチ走法とは違う。道中はゆったりと追走して、勝負どころで脚の使い方を変える。
 先行抜け出しの脚質を含め、どちらかと言うとルドルフ的だと思うのは私だけだろうか。テイオーやディープよりも少しカッチリ感がある気がする。テイオーは1頭だけ重力が違うかと思ってしまうほど唯一無二のフォームで、たとえ血脈馬と言えども再現は難しいのではないか。

 そして、今話題になっているのは今後の目標である。菊花賞を目指せと言う期待は理解できる。だが、その根拠にリアルシャダイの名を挙げるのはどうだろうか。母父テイオー・母母父リアルシャダイでの長距離は、トウカイデュエルが2600mで勝ったのみである。オープンまで行った馬を見ても、オツウターコイズS(1600)と福島牝馬S(1800)の3着、ブレイブスマッシュが1200と1400の豪G1勝ちという具合だ。もちろん、レーベンが問答無用のスーパーホースに成長すれば歴史を覆すかもしれないし、舞台が京都に戻るのも好材料。とは言えラジオNIKKEI賞を勝ったら、次は毎日王冠というのが妥当と考える。

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