重賞に挑む Braves

　４月１日、シドニーのロイヤルランドウィックで1400ｍのＧ１レース、サイアーズプロデュースＳに　Brave Mead　が出走を予定している。
　現在２ケ月近くに渡って開催中のシドニーオータムカーニバルが佳境を迎えており、そのメインとなるザ・チャンピオンシップス・デーの　Day１の中に組まれている。かつて父が走ったTJスミスSも同日に実施される。また、来週の　Day２ではユニコーンライオンが出走予定のクイーンエリザベスSが、カーニバル全体のメインレースとなっている。
　さて、レースの展望だが、中心となるのはゴールデンスリッパ−Sの上位陣だ。これらと互角の勝負が出来れば先の展望が開ける。６番枠はまずまず。距離延長も向くと期待する。

　そして、パースのアスコット1100ｍの牝馬Ｇ３には　Brave Strike　が控えている。１番人気想定は同厩舎の　Live To Tell　となっている。新馬戦で　Brave Halo　と接戦を演じた馬だ。ここと次走のカラカッタプレートを勝って、西海岸の２歳王者の座を得ようと目論んでいる。Brave Strike　は１０番枠からどう組み立てるかがカギになる。また、減量の恩恵が得られないのを承知で厩舎の見習い騎手を起用してきた。期待があるのだろうが、経験値としてどうか。