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2022/12/12 09:05

12月10日(土)レーベンスティール回顧

 レーベンスティールが2戦目で期待通り勝ち上がってくれた。
今回も2着に3馬身半、3着に5馬身半という大差をつけ、
能力を遺憾なく発揮した。ソールオリエンスが別格だったと
いうことだ。
 新馬戦のタイムが平凡だったので実力を疑問視する向きも
あった。もちろん、タイムが速いに越したことはないが、
「新馬戦は全体時計よりも、ペースに見合った上りが使えたか
どうかが肝心」という格言を長年信用している。

 今回もゲートはスムーズ、しかし1角まで首を上げて騎手と
喧嘩するのは姉と同じだ。コーナーに入って前に馬を置けた
あたりで落ち着いた。前半やや速めのペースだったが、余裕で
追走。最初の課題はクリアした。
 4角前でペースが緩み少し詰まりかけたものの、うまい
具合にスペースが出来て抜け出した。あとはゴールを目指す
のみ。気になるのは、追うと左に張る傾向があるところ。
まだアンバランスな部分があるのだろう。

 瞬間的な最高速ならばさらに速い馬もいるだろうが、高い
レベルのトップスピードを持続できるのが本馬の強みと言える。
 これで、東京と中山という異なる適性を求められる2場で
高パフォーマンスを発揮出来たことは、条件不問の高い能力を
保持している証しだ。対照的なペースとなった2つのレースで、
ともに速い上りを使えたのも心強い。あとは道悪適性と、姉が
早熟だっただけに成長力がどうかだ。

 改めて馬体を見ても中距離馬らしくは無いのだが、3歳春
までは距離の融通は利くだろう。血統表やシルエットを超えた
突然変異的な大器であることを期待したくなる。

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