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2021/09/02 18:54

札幌2歳Sに挑むオンリーオピニオン

 札幌芝1800mの特徴は、ワンペースになりやすいということである。平坦で
直線が短くコーナーが大きいので、緩急が付きにくいのだろう。札幌2歳Sの
近10年平均ラップタイムでも、2F目が僅かに12秒台を切るのみで、他は
淡々と12秒0〜12秒5のラップが続く。上り3Fも35秒台で通用する。
従ってここは、上りだけの競馬よりも道中流れた中を押し切った馬を重視したい。

 そうは言っても、ほとんど1戦1勝の2歳馬の能力を判定するのは不可能に
近い。それでも努力だけは示さねばということで、試しに独自のパフォーマンス
評価値を付けてみた。各馬の前走走破タイムを、同一コース・同一馬場状態ごとの
新馬戦1着馬平均タイムと比較し、展開や有利・不利、余力、さらには次走の
伸びしろ予測を加味しているので、多分に主観が入っている。右の()内の数値は、
netkeiba の前走スピード指数である。

【芝1800m組】
ジオグリフ 83(84)
トップキャスト 81(90)
エーティーマクフィ 79(80)
トーセンヴァンノ 78(81)
オンリーオピニオン 77(64)
リューベック 74(78)
アスクワイルドモア 73(76)
ユキノオウジサマ 73(75)
ダークエクリプス 63(64)
【D1700m組】
クリノメガミエース 59(54)

 今回も確実に逃げそうなのがトップキャストだ。まずはこの馬のペースに付き合うか
どうかが最大のポイントになるだろう。前走は追った馬たちが4角手前で苦しくなり
圧勝した。前走最もワンペースに近いラップを刻んだ馬だ。さすがに楽勝もあって
ラスト1Fは緩んだが、2着馬が次走快勝していることがこのレースのレベルを証明
している。
 ジオグリフの評価は正直なところ迷っている。強いのは間違いないが、札幌2歳Sに
直結しそうにないラップ構成で2、3着馬も上り33秒台を使っている。この2頭が
その後出走していないので、レースのレベルを確定するのが難しい。 
 オンリーオピニオンは稍重の前半スロー展開が災いして、全体時計がパッとしない。
2着馬が次走惨敗しているのも評価が上がらない理由だろう。しかしワンペース向きの
牝系なので、展開が向いてくれるかもしれないと期待している。

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