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2020/10/19 19:04

29年前の忘れ物

 怪我さえ無ければ、シンボリルドルフとの親子無敗三冠は確実と言われていた
トウカイテイオー。時は流れ、今年はディープインパクトとの親子無敗三冠を
狙うコントレイルが菊花賞に挑む。そのような年にテイオーの大甥も出走する
となれば、競馬の不思議な因縁を感じざるを得ない。

 コントレイルの優位は動かないが、ロバートソンキーの前走も決してフロック
ではない。何かに恵まれた訳ではないし、前々走に叩き合ったコマノウインクル
2勝クラスで快勝して3連勝を達成するなど、近2走の相手レベルを考えると
十分に戦える能力を有しているはずだ。

 そのロバートソンキーの主戦は伊藤工真騎手。障害も兼務し、実績では明らかに
他の騎手に劣る。脚光を浴びる機会は殆ど無かったと思われるが、今週のコラムに
インタビュー記事が載っていた。
 そこでは調教師、馬主との三人の絆が語られている。昨今の世知辛い乗り替わり
ばかり見せられていると、浪花節かもしれないが応援したくなる。
 また、余談ではあるがこの馬主は、私の地元で存続の危機に陥った私鉄の再建に
手を貸してくれた人である。馬主というと、一般には北島三郎のように競馬で
大儲けしているというイメージがあるのだろう。「馬が鉄路を救ってくれた」と言う
人もいるのだが、まあ競馬の好感度が上がるからいいやと、敢えて「馬主も大変
なんだよ」などという無粋な説明は避けている。

 まあ、諸々の理由からロバートソンキーを一番に応援するのは当然として、あとは
ブレイブスマッシュと同じく3代母がスカーレットブルーというブラックホール
ちょっとだけ気にかけておこう。

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