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2020/10/12 13:22

テイオーの牡系を辿る旅 :9代父 Chouberski

 Chouberski は1902年、仏国産。現役時代の詳細は不明であるが、
どうやら早い時期に故障があり、1勝を挙げたのみで引退したようだ。

 現代の日本であれば、とても繁殖に上がれるような成績ではない。だが、
母父 The Bard は英国で23戦21勝の実績を引っ提げて仏で種牡馬入り。
その産駒が次々にクラシックを制覇する繁栄を見せていた。
 さらに半兄 Codoman の活躍もあり、その良血を見込まれてのスタッド
入りではなかったかと推測する。

 結果的にそれは見事に当たる。Chouberski は期待に応え、Bruleur を
遺してサイアラインを繋げることに成功した。
 テイオーの牡系ではここが一つのピンチだったと思う。もし Chouberski が
見捨てられていたとしたら、ルドルフもテイオーもこの世には居なかった。
先人の見る目の確かさに、尊敬と感謝の気持ちを送りたい。

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