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2020/10/05 13:23

テイオーの牡系を辿る旅 :8代父 Bruleur

 Bruleur は1910年、仏国産。サン・アラリーの生産馬で、ノルマンディーの
牧場で誕生した。サン・アラリーは Omnium の所有者であり、その娘 Basse Terre が
彼の母になる。

 Bruleur は難しい気性だったようだが、パリ大賞を制するなどの活躍を見せた。
しかしこの馬も時代に翻弄され、第一次世界大戦の勃発により引退を余儀なくされた。
ただ、幸運にも故郷ノルマンディーは戦闘域からはずれ、繁殖はあまり影響を受けな
かったようだ。

 サン・アラリーは Omnium のもう一頭の娘、Kizil Kourgan を Bruleur の配合
相手に選んだ。そうして Bruleur の代表産駒 Ksar が誕生することになる。故に
Ksar は Omnium の3×2という強いインブリードを持つことになった。ただ、
サン・アラリーは Omnium のクロスを望んだというよりも、彼のお気に入りである
Dollar( Omnium の2代父)のクロスに拘ったという説もある。
( Dollar もこのシリーズに登場する)

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