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2020/04/27 16:20

テイオーの牝系を辿る旅 : 5代母ブリユーリボン

 1945年浦河産、父ステーツマン。現役成績は中央で37戦5勝。
産駒は8頭で大きく出世した馬はいなかったが、ほとんどが複数勝利を
上げて堅実な産駒成績を示した。

 父ステーツマンは1930年の英国生まれ。吉田善助氏が導入した
種牡馬であり、9頭の重賞勝ち産駒を輩出した。本当の意味で社台の
礎を築いたのはこの馬かもしれない。下総御料牧場の結晶でもある久友に、
黎明期の社台牧場を支えるステーツマンが配合されたのは興味深い。

 さらに、ステーツマンの父 Blandford について触れておこう。1920〜
1930年代を代表する種牡馬で、この系統はスタミナに富んでいると
言われており、現代の多くのサラブレッドの奥の方にその名が見られる。
 テイオーの血統表でも6〜8代あたり奥に10か所以上載っている。
とりわけ Milesian が Blandford の4×3のクロスを持っていること
からも、その影響は少なくないだろう。

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