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2019/12/07 09:52

ルーチェデラヴィタは本当に逃げるのか

 前走アルテミスSでは高速馬場への対応で課題が残った。
今の阪神も例年以上に速い。ただ、陣営が逃げを示唆している。
先週の阪神芝は11鞍中実に8頭の逃げ馬が連対した。すべての
馬が高速適性とは考えにくく、馬場傾向の恩恵を受けていたと
見ても間違いではなかろう。

 全体を見渡すと、ディープ産駒VSハーツ産駒の様相を呈して
いる。素質上位の3頭は相当強そうだ。ここにキズナ産駒勢が
いかに絡めるか。
 兎に角、強敵3頭と同じ位置取りでは互角に戦うのは難しい。
であれば、1角崩しを狙って逃げを打つのは有りだろう。他に
逃げそうなのは16番。前走逃げて大敗しているので、ここは
控えるかと思っていたが、大外に入ったことで微妙になった。
出来ればスローの逃げをあっさりと許して貰いたいところだ。
先行勢が「前でやり合ったら、強い差し馬たちを利するだけ。」
という認識を共有出来れば有り難い。
 逃げられたとしても、勝負どころで脚力の有る4番に早めに
仕掛けられると苦しい。ここで脚を使ってしまうと、ゴール前で
甘くなるだろう。

 実は、近10年で11番から出た馬が馬券に絡んだ割合は
6割にも及ぶ。ただ、この実績はほとんど差し勢によるものと
思われる。内の方に1400気質の馬が多いことも考えると、もう
少し内側の偶数番が欲しかったとも思う。

 過去の調教では全体時計はそれほど速くなくてもいいから、
終いの脚を伸ばすという内容だった。今回は最終追い切りこそ
同様だったが、1週前はラスト最速に拘らずに全体時計を出す
という様な意図を感じた。これはデビュー戦と同じパターンだ。
逃げ、もしくは好位抜け出しを狙っていると受け止めたい。

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  • キズナ
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