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2019/05/28 15:41

テイオー血脈期待の2歳馬(3)

ルージュルパン(牝:父トーセンファントム母トーセンスマッシュ

 豪州でG1を2勝し、先日種牡馬入りしたブレイブスマッシュの全妹。
きょうだいで大成したのはただ1頭で、格差が極めて大きい。しかも
ネオユニ系で牝馬となると、正直なところ太鼓判を押すには躊躇せざるを
得ない。
 しかしこの配合は母父テイオーに対して母母父リアルシャダイ、母母母父
ノーザンテーストに加え、父方にトニービン、そしてノーザンテースト
クロスと、私が考えるテイオー血脈成功の要素を3つ兼ね備えている。
 また、牝系は名門のスカーレット一族に属し、近親にはNAR賞最優秀牝馬
にも輝いたトーセンジョウオーがいる。ブレイブスマッシュの成功だけで
終わると見限るのは早計と思いたい。

ルベルアージ(牡:父ハーツクライ母デライトポイント

 母デライトポイントは未勝利ながらG1馬トウカイポイントの全妹という
血統。産駒は中央デビューの5頭中4頭が勝ち上がり、安定した繁殖成績を
上げている。中でも本馬の全姉オツウは、牝馬重賞で3着2回という優秀な
実績を残した。
 父ハーツクライはどちらかと言うと牡馬優勢種牡馬の部類なので、本馬にも
期待がかかる。見た目では全兄レッドクライムと全弟2018が母似なのに対し、
本馬は父の面影が強い。その点は全姉オツウと同じだ。
 早期デビューが見込まれているが、ハーツクライ産駒らしくトモがまだ
緩いのだろうか、前輪駆動的な走法に見受けられる。従ってスパッとキレる
タイプではなく、ジリ脚気味の脚質と想像する。早い段階の距離適性は、
やはり気性次第ということになるだろう。

ロビンザフィリー(牝:父ディープインパクト母クインズプレイヤー

 母クインズプレイヤーは芝1200mで2勝を挙げたスプリンター。しかし、
産駒は中距離で走っているケースが多い。
 父ディープインパクトは国内最高の種牡馬であることに異論はないし、
よくぞ付けたものだという印象。ただ、個人的な感想ではあるが、テイオー
とってディープがベストパートナーであるかと問われれば、確信をもって答える
事は出来ない。
 本馬はそのディープ産駒の牝馬である。ディープの場合は牝馬の方が安定して
いるので、これは歓迎したい。また、先日のダービー1、2着馬はいずれも日高
産のディープ産駒だったことも希望を持たせてくれた。

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