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2018/02/17 17:01

レッドクライム(第36回) 青天の霹靂

 まさかこんなタイトルで書こうとは思いもよらなかったが、嫌な予兆は確かに
あった。2週間の短期放牧のはずが、いきなりの馬体重大幅増。これでは小倉
開催に間に合わないだろうと思っていた。すると案の定、帰厩時期は不定との
コメント。挙句の果てにはこの有様だ。

 休み明け後の2戦は全くもって不本意なもの。ただ同時期にやっと勝ち上がり、
調教でも何度か併せたステイオンザトップや、勝ったレースでの2着馬で、その
次走に勝ち上がったフライングゲットの休み明け成績は似たようなもの。クライム
だけが悪いわけではない。それを考えると、不振という表現は現状に相応しいもの
ではないのかもしれない。
 ついでながら、ステイオンザトップの掲示板では「芝に戻せ」「距離延長だ」の
声に交じって「かくなる上は転厩させろ」の声もあり、少々殺伐とした空気も
流れていた。それに比べればこちらはまだ平穏なものだと思っていた矢先、
まさかクライムが転厩とは。

 これとは別に、現状で心配な点がある。調教やレースでの終いを見ると、
やめ癖が付いている可能性も考えられる。勝ち上がりの代償として、4週で
3レースという過酷な経験がレースに対する嫌気を生んでいるのかもしれない。
伸びないがバテないという特徴が消えてしまっているのだ。実はオツウも手抜き
癖の傾向を見せた時期があった。この時は実戦でミルコに容赦なく追われる
ことで変わった。クライムも転厩が良いきっかけになれば、禍を転じて福と
為すことが出来るだろう。

 話を戻すが、こうなったからには前向きに考えるしかない。ローカルのダートで
ダラダラと使われるよりも、先入観なしで適性を見てもらった方が良い。折角の
美浦転厩なのだから、東京でバンバン使ってもらいたい。オツウもライン
ハーディーも東京で勝っているのだ。田中博康師のフランス仕込みの調教に
期待したいし、開業前に角居師の下で勉強した経験も歓迎だ。そして、出来得る
ならばメンコは無しでお願いしたい。(笑)

 最後にひとつ要望したいのは、しっかりとしたアナウンスをして欲しいという
ことだ。今のところ、「転厩します」の一言だけしかない。ネット上では須貝師
への恨み節が綴られているが、直前まで外厩へは指示が出ていた模様。もし
クラブ側の事情が理由ならば、これらは筋違いということになってしまう。この
ままでは出資者の不信と不満は募るばかりだろう。

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