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2018/01/04 17:11

金杯に『クロス出走』するマイネルアウラートとケントオー

 正月恒例の中山と京都の両金杯。今年は東のアウラートが
京都に、西のケントオーが中山に出走。両馬がクロスする形に
なった。しかも、双方とも初コースである。今週はフェアリー
ステークスにフィルハーモニーが出走するので、重賞3レースに
テイオー軍団が顔を揃えることになった。BMS産駒の時代に
なってからは珍しいことと思う。
 さて、アウラートとケントオーはマイル重賞をメインに何度も
対戦してきたが、近走はケントオーが2000mに新境地を開拓
しつつあり、別路線を歩み始めたようだ。

 マイネルアウラートは阪神には何度か遠征して2勝を挙げて
いるので、関西遠征自体は問題ないだろう。気になるのは
初めて走る京都コースの適性で、当然上がりの速さが求められるが、
ウラートは多少上がりのかかるペースが向いている点は不安が残る。
また、ステイゴールド産駒全般が京都を苦手にしているのも同様だ。
 その一方で、京都は他のコースと違ってエアレーションをしない
というイメージがある。私が見落としているだけかもしれないが、
少なくとも昨年の金杯前にはしなかったと思う。今年も同じならば、
開幕週の前残りという期待も持てるだろう。

 ケントオーは両金杯にダブルエントリーしていたが、中山を選んだ。
実は前走中京2000重賞組の実績は、東西金杯では天と地ほどの差が
ある。騎手手配は苦労しただろうが、せっかく2000mの距離に慣れ
つつあるので、そういう意味でも中山で良かったのではないか。
 では、肝心のケントオーの中山適性はどうだろうか。右回りが
得意と言えども、イメージ的には中山が合う感じではない。急坂の
阪神実績はあるものの、それは主にワンターン外回りでの話。中山
2000mはちと違うと思う。
 ただペース的には前後半の差が少なく、オープンになるとロング
スパートの差しが決まることも珍しくない。2走前のアンドロメダS
のようなペースになれば良いのだが、今回は重賞なのでより厳しい
流れが予想される。いずれにせよ、近2走の位置取りでは出番が
無いだろう。折り合いには目途が立ったと思うので、積極的な
レースを望みたいところだ。

 2頭とも何度か触れたように使い込んで良くなるタイプであり、
季節的にも冬の実績が高い。ここらで一発大仕事を期待したい。

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