レッドクライム（第33回）　古馬初対戦

　初めての本格的休み明け初戦が決まった。と同時に古馬と戦うのも初めてである。
中京ダート1800は坂を２度登るスタミナコースで、全後半の差が少ないのは
クライム向きかもしれない。上がり37秒台を目標に頑張って貰いたいものだ。
彼の場合、上がり２位以内と３位以下の違いは着順結果に直結し易い。
　このコース、スタートして坂を登ると１角が近いので、出遅れは避けたいところ。
普通に出れば中団は取れるだろう。４角で先団に取り付いていれば、勝機も見えて
くる。ただ、常識的にはここは叩きと受け止めるべきか。相手はそれなりとはいえ、
唯一の休み明け。斤量には恵まれたが。

　この外側で施行される芝2000はほぼ同じ形態で、坂の途中からスタートする。
これまでに３走して５着→４着→３着と実績は上向き傾向。他場と比べると苦戦して
いる様にも見えるが、いずれも新馬戦か放牧明けに走ったもの。クライムは叩き
３走目くらいが最も好走していることから、左回りや中京が苦手とは言い切れない。
　ただ問題の坂スタートは、１度目と２度目は出遅れ気味。３度目でやっと互角の
スタートを切れた。久しぶりの実戦で上手く発馬出来るかどうかだ。