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2017/07/20 16:53

マイネルアウラートVSケントオー第4戦(中京記念)

 両者は昨年、重賞で三度対戦した。阪神C、中京記念、関屋記念で、いずれも
ケントオーが先着している。だがその後の成績は、関東圏の重賞では崩れていない
ウラートの方が優勢と言ってよいだろう。
 彼らに共通しているのは、時計勝負は向かないという事だ。阪神Cと関屋記念が
それで、ともに見せ場は作れなかった。中京記念は荒れ気味の馬場の消耗戦となり、
ケントオーが見事に3着、アウラートは勝負どころで大きな不利があって、明暗を
分けた。

 理想は平均〜ややスローでメリハリ無くダラッと流れるペースだろう。番手
得意のアウラートは上がりに限界があるものの、ギアチェンジの鋭さは非凡な
ものを持っている。早めの抜け出しからとにかく粘るしかない。ケントオー
好位を取るか後方待機か難しいところだ。ペースにもよるが、自身の掛かり癖を
警戒しなければならない。追い出しはややズブく絶対的な瞬発力があるわけでは
ないが、スピードの持続力ではアウラートを上回る。

 臨戦過程としては、今回はどちらも休み明けになる。本来は叩いて良くなる
タイプ同士だが、休み明け初戦勝ちの実績があることも共通している。また、
基本冬馬というのも同じ。特にアウラートは7、8月の好走歴が無いという
こともあり、疲労具合によっては、苦手と思われる平坦で直線が長い関屋記念を
飛ばし、京成杯AHに的を絞るという手もある。対してケントオーは一叩き
後にあまり間隔を開けると良くない。その一方で遠征も得意では無さそうなので、
休み明けとはいえここが勝負か。

 帰厩時の状態はどちらもあまり芳しいものではなかったようだ。現在は万全とは
言えないまでも、何とか態勢を整えた印象である。
 もう1点、両馬とも初騎乗の騎手に乗り替わる。ともにそうした条件での
勝ち鞍があり、このレース自体が乗り替わり優位であることを付け加えておこう。

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