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2017/04/20 16:58

レッドクライム(第26回) 福島:芝1800m

 福島牝馬Sで姉オツウが3着に好走してからちょうど1年がたった。
今度はその地に弟が降り立つ。同じ芝1800mである。
 距離短縮は意外であったが、このコース自体は極端な前傾にも後傾にも
成り難く、ワンペースなクライムには向いているのではないか。小回りの
コーナー四つなので、あまり後方からでは難しい。隊列が決まるまでには
好位を取りたいものだ。
 また、小回りの割に4角はスピードを落とさずに回って来られる。直線の
短さを考えて早めに仕掛けたいクライムとしては、緩急をそれほど求められ
ないのは好都合か。ただその分外に膨れる馬もいて、そういう意味でも後方
から4角で外を回すのは危険だ。

 前走の内容を振り返ると、ズブい馬が差し届かない典型のように思える。
3角まではほぼ想定通りの位置取り。だが、日本の主要な競馬場のほとんどが
3〜4角でスピードに乗り易いコースになっており、ここでズブい馬は
ポジションを落としてしまう。その分、最後にジリジリ伸びても届かない。
 クライムも本来ならばここで2列目位に進出したかったのだが、逆に
下がってしまい、包まれる原因にもなってしまった。

 これまで騎乗した騎手のコメントを総括すると、おそらく心肺機能は
足りていると思う。ただトモがなかなか充実してこないようで、バランスも
悪いのだろう、未だにモタレるところがあるようだ。実際、前走の直線では
細かく蛇行していた。
 ともあれ、このきょうだいが本格化するのは4歳前期。そのためにはまず
どんな形であれ1勝を。

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