オツウ引退レース?

　オーナーが引退を示唆する中、最後になるかもしれないレースがリゲルSに
決まった。昨年大波乱を演出したターコイズSを花道に、というのが望みだった
のだろうが、昨年以上のメンバーが揃ったために除外の憂き目にあった。逆に、
どこかの重賞をもう1回という目が残ったと言えなくもない。

　そのリゲルSであるが、実はテイオーBMS産駒には相性の良い阪神1600ｍの
レースである。近年のOP特別の実績を見てみよう。
2016米子S：ケントオー1着
2016ポートアイランドS：マイネルアウラート２着
2015ポートアイランドS：オツウ３着

　という訳で、オツウ自身が良績を挙げている。そして、１年後の同レース２着の
マイネルアウラートとは初対決という事になる。両馬の1600ｍ持ちタイムは同じ。
さらには、通算の獲得賞金はオツウが12,341.9万円、アウラートが12,359.1万円と
全く拮抗している。果たしていかなる決着になるのか。
　過去のリゲルSは逃げを含む前残りの年と、差しが台頭する年とはっきりしている。
オツウがスローで逃げれば、アウラートとの叩き合いの可能性もあるだろう。