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2016/09/29 17:06
レッドクライム(第18回) 阪神:芝2000m
前走はいくつかの収穫があったように思う。着順はひとつずつのアップだが、
新馬から第2戦よりもこの3戦目の上昇幅は大きかったのではなかろうか。
まず、奇数馬番ながらゲートを普通に出られたこと。直後に2番にぶつけられた
ように見えたが、気にする素振りは無かった。それから、特に掛かった様子も無く
馬群の中でロスなく追走できたこと。
4角出て追い始めた時にまたヨレたと思ったので、パトロールビデオで確認した
ところ、外から押されているように見える。それでも怯むことなくその相手を抜き
去り、狭い所を抜けて、最後は宿敵マイティドリームに競り勝った。ゴール前は
少し蛇行気味ではあったが、追ってもほぼ真っ直ぐに走れるようになってきた。
まだトモが頼りなく、バタバタとした印象は拭えないものの、確実に良くはなって
いると思う。
さて、第4戦である。そろそろ良血馬がデビューしてくる時期になってきたので、
このあたりで勝っておかないと。舞台は当初予定の1800mから2000mに距離延長。
コーナー4つなので、外を回されないのと後ろ過ぎないこと。ゲートを出てすぐに
1回目の坂が待ち受けるため、いきなりのハイペースにはなりにくい。この点は
好都合だろう。基本はスローからのキレ勝負。ディープ産駒が出走しないのは
ひとまず安堵(苦笑)。気を付けたいのは、内回りで直線が短いので後手を
踏まない事だろう。
追い切りは今回も遅れをとった模様。未出走馬に遅れたのはいただけない。
だが、相手は一度仕上げたルーラーシップ産駒。稽古で見劣るのはある程度
やむを得ないか。一応、タイム的には前走よりも上向いた。馬場を考えれば、
悪くは無いだろう。
予定変更のため、騎手も坂井瑠星Jに替わった。関西の新人では1番手だろうが、
8月中旬からスランプ気味なのは気がかりだ。そこそこの人気馬で着を下げている
傾向があり、須貝厩舎のレッドリヴェール、サトノホルス、サトノクラウンの下、
大和屋氏のイイナヅケらをことごとく飛ばしているのも印象が良くない。ただ、
10頭立てになったことで、新人のマイナス面よりも斤量に最も恵まれたプラスの
方が浮き上がって来たように思う。また、上位騎手が中山に行くので、臆する
ほどの相手もいないだろう。