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2016/09/01 17:58

ラインハーディー、万年2着返上なるか

 ラインハーディーが新潟の弥彦特別に2年連続で出走する。昨年はシュンドルボン
との叩き合いで惜しくも2着。今年こそ勝利を手にしたい。

 今回は休み明けとなるが、過去は体重増加で出てくることが多かった。ベストは
490kg台前半と見ているので、何とか500kgを切って来て欲しい。それでも、休み
明けから動けるタイプだ。ただ、最も良いのは休み明け2〜4走目で、前走から
中2〜3週のローテである。そういう意味では最適条件には合致しない。

 そのほかの条件も見ていこう。まず、季節データだ。夏馬のイメージが強いが、
実は春・秋も実績を挙げている。やや劣るのは冬だけ。捌きの堅い馬なので、
暑い方がいいのは確かだろう。
 次にコース実績を。この馬は東京・新潟・中山の関東圏でしか使っていない。
その中でも東京・新潟の回数が多いので、左回り巧者と見られるかもしれないが、
実際の複勝率は3場とも安定して高い。そして、枠も特に問わない。
 距離はどうだろうか。複勝率から見れば1800mがベストで、同距離実績も高い。

 以上のデータを見る限り、とても安定していて条件を問わないように見える。
ではなぜ勝ち切れないのだろう。私が思うに、この馬はどんな条件でも力を発揮
できるが、レースそのものが不器用だからとしか表現できない。
 脚質のイメージは差し馬だろうが、実際の位置取りは番手から最後方まで
様々だ。だが、一つ確実に言える事がある。番手〜好位だと上がりが甘い。また、
追い込みだと上がりは使えるが差し切れない。ベストは中団やや後方か。しかし、
それ以上に相手次第の色合いが濃く、勝ち切れる領域が非常に狭いのが辛い。
 末脚タイプとしては、完全にジリ脚だ。一瞬切れるわけではないし、トップ
スピードもそれほどでもないだろう。とにかく長い脚を使う。ただ、単調に伸びて
くるのではなくて、伸びて緩んでを何度か繰り返しているように見える。肝心の
ゴール前で緩むことが多いと感じるのは、単なる気のせいか?

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