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2016/02/23 08:55

マイネルアウラート VS ケントオー (阪急杯に向けて)その2

 前回は共通点について述べたが、今回は違いを考えてみたい。まずは
産駒の特徴から。

 簡単に言うと、内回りと力の要る馬場に強いステイゴールド産駒
外回りに強いが良馬場期待のダンスインザダーク産駒、といったところか。
前者が中山で、後者が京都で強いのはイメージ通り。ただし、オルフェーヴル
条件関係無しなので別格扱いになる。

 これは大筋において、アウラートとケントオーの比較にも当てはまる。
ケントオーの方がおそらくトップスピードに優れているだろう。感覚的な
表現で申し訳ないが、タッタッタッと素軽く地面を叩く感じ。アウラートは
グッグッグッと地面を掴む、あるいは押し込む感じだ。どちらも回転の速い
走りだが、タイプは少々違うように思う。
 ただし、レース運びの安定感は1歳上のアウラートに分がある。ゲートで
失敗することはまず無いだろうし、テンのスピードもある。対するケントオー
ゲートはやや不安が残る。1400での2勝はいずれも後方から差し切ったものだが、
これは狙った展開ではなかろうし、他に強烈な差し馬が居なかったことも幸いした。

 確固たるレースプランを確立したアウラート陣営に対し、ケントオー陣営には
前に付けるか控えるかの迷いが垣間見える。個人的見解では、好位に付ける
べきだろう。それが、持続力を持ち味とする馬の活きる道と思うからだ。ただ、
ケントオーはまだ能力の底を見せた感がしないので、ひょっとするとこの枠に
当てはまらないかもしれない。

 阪神1400内回りコースは流れやすいので、スタミナ血統に有利とも言われる。
特に中山との共通点が多いため、アウラート向きか。しかし、阪急杯の傾向では
差し馬の実績が高い点は気になる。一般的には、開幕週は内枠先行有利と
聞いてはいるが。

 とりあえず今回のイメージとしては、番手に付けるアウラート、好位で狙う
ケントオー。直線に向いてアウラートが逃げ馬を交わし、馬群を抜け出した
ケントオーが続く。後続の差し・追い込み勢が殺到するが、脚色の衰えない
両馬が鼻面揃えてゴールへ…

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