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2016/02/22 08:50

マイネルアウラート VS ケントオー (阪急杯に向けて)その1

 ついに両雄の対決が実現した。テイオーBMS産駒の古馬重賞としては、
複数出走は初の快挙である。この際両馬の個性について、全くの私見では
あるが検証してみたい。

 まず全体像として、基本的に似通っていると思える。それぞれ、ステイゴールド
なのにこの距離? ダンスインザダークなのにこの距離? という印象。互いの
父親はサンデー産駒でスタミナ血統。ハーツクライも同類と考えていいだろう。
 スタミナ血統の場合、ストレートに反映されると持久力に優れたクラシック
ディスタンス向きになり、且つ能力が高ければ大きなレースを狙える。また、
スタミナが表に出ない場合はスピードの持続力に活かされると思う。

 この2頭の場合はスピード持続力のタイプになる。持ち味はロングスパートで、
長くいい脚を使う。ただし、トップスピードの絶対値ではディープ産駒に、
追い出しの瞬発力ではキンカメ産駒に及ばないかもしれない。
 共に行き着いた先が1400mというのは、単なる偶然ではないだろう。1200で
テンのスピードに優れた短距離血統も、1400では終いが甘くなる。一方、究極の
上がり勝負に強いマイル血統も、やや一本調子な1400のペースでは本領を
発揮しづらい。スタミナを短めの距離で活かす両馬の適距離と言えよう。

 もうひとつの特徴は格上挑戦に強いこと。両馬とも準オープンは壁を
感じさせず、あっさりと勝ち上がった。また、アウラートはオープン昇級2戦目で
重賞3着に入った。これも偶然とは言い切れない。
 長くいい脚を使えるということは、大崩れが無く相手なりに走れる。展開が
ハマった時はチャンスがあるというわけだ。

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