アウラート君、短距離馬だっけ?

　マイネルアウラートが、近走の不振が嘘のように勝ち上がった。
1400に距離を短縮したのが大きな勝因だと思う。
　レースを見ていて気付いたのだが、今年１月に中山で勝った時は、
もっとストライドが伸びていたという印象がある。だが、今はむしろ
ピッチ走法の部類に入るのではないか。
　陣営が「ストライドが伸びない」と言っていたので、怪我の後遺症と
思っていたが、そうでは無いように思えてきた。

　あくまで個人的な仮説だが、馬齢とともに短距離適性が顔を出して
きたのかもしれない。
　妹ルドロージエも1600〜1800で苦戦し、1400で好走した。
母マイネシャンゼリゼは1200〜2000で走っていたが、祖母セーヌフロウは
出走歴なし。そして、曾祖母パリゼットは短距離馬だった。
　パリに由来する美しい名を持ったこれら牝系には、短距離の血が
流れているのだろうか。