80件のひとこと日記があります。
2019/06/05 22:25
【命懸けの国技】
『ねぇパパ、あの大きな牛、血ぃ出して倒れたよ?死んじゃうの?』
『大丈夫だよ、チャイboy。牛はこの後病院に運ばれて治してもらうんだ。』
『ふぅ〜ん、じゃあ死なないんだね♪』
そんな訳もなく、
闘牛は最後、マタドールに仕留められ崇高な死を迎える事になる。
『オ〜〜〜レイッ!』
『オォ〜〜〜〜〜、レイッ!』
『オォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜、レイッ!』
マタドールが巨大な牛を華麗に赤いビロードで交わしながら背中に短剣を刺して行く。
その度に満員の闘牛場から観客の熱い掛け声がこだまする。
幼い時に見た微かな私の記憶だ。
今想えば、マタドールの格好良さ、牛に対する死への尊さを同時に感じる事が出来、幼心に物凄く複雑な感情を覚えた。
また当然ながら、
マタドールも闘牛同様に死とは隣り合わせなのである。
魂と魂、プライドとプライドのぶつかり合い。
そして死。
お互いの命を架けて闘っている。
情熱の国スペインの国技。
崇高だ。
今現在は動物愛護団体の猛烈な批判抗議に逢い衰退の途を辿っている。
綺麗言抜きに、
この華麗なる数百年に渡る歴史、伝統文化にして国技を無くしてはならない。
追記
写真下の闘牛士はスペイン屈指の人気
マタドール。
ホセ・パディリヤ
彼はこれまでに30もの傷を負ったと言う。
左目を失い、頬骨・顎骨折、あばら骨骨折、右頭蓋骨頭皮を失う。
命懸けの国技と言われるのは伊達ではない。
だから、
生き残ったマタドール達は国民に愛され、尊敬されているのだ。
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そらさん
闘牛は国技ですからね
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そらさんがいいね!と言っています。
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チャイコフ式さん
けんちゃん、ありがとう
グラディエーター?
わかるわッ!
ホアキン・フェニックスが大好きな俳優だったなぁ!
リーバー・フェニックスの弟だよね、確か? -
けんぼうさんがいいね!と言っています。
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けんぼうさん
チャイさん、お疲れ様です♪
クジラを食べながら読んでます(笑)
色々考えてしまう日記ですね…
歴史、プライド、人間、動物…
無性にグラディエーター見たくなった。。
今夜は眠れない… -
Kidさん
昔とんねるずの生ダラって番組でスペインの闘牛士体験シリーズがあって、石橋貴明とか福澤朗とかが、ビビって逃げまとう中
マネージャーかADだかしらんやつが子牛より少し大きめの闘牛を跨がってダウンさせた。 -
チャイコフ式さん
Kidさん、こんばんは
良い猫目ありがとう
それは日本の闘牛かしら?
跨がってから牛をなぎ倒すのは至難の技。
スペインのマタドール達、大変よ!
背中から角で刺され、肺に到達し、死亡。
アナルに角が刺さり出血多量で死亡。
壮絶! -
Kidさん
この崇高なる儀式で昔牛に跨がってダウンさせた日本のテレビ屋がいたのを覚えています。
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Kidさんがいいね!と言っています。
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チャイコフ式さん
ロジカメさん、おはよう
正にそうなんだよねッ!
屠殺場に比べたら闘牛場は………