キクちゃん卒業！！

昨年12月4日、この日記にアップしたサカジロキクチャン、このたび無事引退馬協会再就職支援プログラムを卒業し、愛知県の個人の方に愛馬として迎えられました。

9才で引退となる浦和競馬でギリギリまで頑張って、彼女をずっと見守ってきた方の熱い思いで引き取られ、再就職プログラムに入れるまでの預託期間を入れて約8カ月余り。
やっと終の棲家へとたどり着きました。
ここに至るまでの関係者さん達、特に引き取った方の頑張りには頭が下がります。
そして晴れてお嫁入りの道具にと沢山のものと一緒に送られた無口。
（今、こういった無口にネーム刺繍をして下さる会社は私の調べた限り1か所だけです。）
その画像を見せられた時、引き取りさんのいろんな感情が絡まった想いの大きさを感じました。
そして、キクちゃんのこれからの幸せな馬生を確信しました。

1頭の馬の命を繋ぐにはたくさんのお金と人手と場所、そして何よりもその仔を生かしたいと云う強い意志が必要です。
そんな思いを引退馬協会の代表は、譲渡希望者の方にしっかりお話するそうです。
それだけの思いをかけられた命である事、だから大切に幸せにしてほしいという強い願いを込めて。

キクちゃんおめでとう！！
そしてＢさん、お疲れ様でした！！