351件のひとこと日記があります。
2019/03/12 21:23
我が心のルドルフ
明日、3月13日は故シンボリルドルフの誕生日です。
1981年3月13日の金曜日に誕生したルドルフ。
健在だったら38才。
現役時代、勝って当たり前みたいな彼が大嫌いでした。
それが引退式の日、岡部ジョッキーを背にあっちにフラフラ、こっちにフラフラといつもの王様ルドルフとは打って変わった走りを見た時「今、ルドルフはただの1頭の馬として自由気ままに走っている!」そんな風に感じたのです。
これまで彼は皇帝ルドルフという分厚い鎧かぶとで心を覆い、ただひたすら周りの期待、つまり勝つ事だけに全てをかけてきた、それが今終わったのだと理解して素の自分に戻っているんだ・・そんな風に勝手に解釈してしまったのでした。
その時初めて、彼の今までの辛さがちょっとわかったような気がして、ただ強すぎるからと嫌っていた事が申し訳ない思いにかられルドルフにごめんなさいしたのでした(あくまで私の心の中でですが)。
そして、彼の仔供がレースに出てきたら無条件に応援しようと決めたのでした。
その最初の仔が永遠の私の王子様トウカイテイオー。
そのテイオーによって私は馬の魅力にとりつかれ、引退馬の余生に関わるという方向へ流れていったのです。
私の馬と云う生き物への見かたを大きく変えたのは、現役時代あんなに嫌っていたシンボリルドルフだったのでした。
画像上は私の原点シンボリルドルフ。
下は今功労馬として生存しているルドルフの息子は多分彼だけだろうと思われる、父によく似たツルマルツヨシです。(ツヨシの会様から頂いた画像です)
-
馬の気持ち優先主義さんがいいね!と言っています。
-
トウカイテイオーは今でも私の中で大切な大切な
別格の存在です。
シンボリルドルフの活躍を見ていない私は岡部騎手とルドルフの
話を聞いたり読んだりでしか感じることができませんが、
その存在の大きさはしっかり感じています。
レジェンドという言葉が最近軽くなってきたように思いますが、
競走馬に使っていいとしたら、
ルドルフのような存在こそまさにレジェンドだと思います。 -
バンバ・ラルさんがいいね!と言っています。
-
エドリンさん
パパジェさん、こんばんは。
実は私もルドルフよりシービーのファンだったんです。
その証拠に、シービーの写真集すぐに買いました(笑)。
あのVSOP(ベリースペシャルワンパターン)と呼ばれた後方一気の勝ち方で3冠を取るなんてシービーでなくては出来ない芸当です。
ただ、引退式でのあのルドルフのグダグダ走りを見た時、何か心に響くものがあったのです。
彼は機械なんかじゃなく血の通ったお馬だったんだ、と。
その時、強すぎると云うだけであんなに嫌った事が申し訳なく思えたのです。
なので、シャコーグレイドとトウカイテイオーが出走した皐月賞はこの2頭以外見えませんでした。
おかげで当たり馬券というプレゼントまで貰う事が出来ました。
そのうえテイオーの引退式のメインレースで、シャコーグレイドの2年数か月ぶりの勝利を見る事ができて感動したものです。
楽しい時代でした。 -
パパジェさん
私はまさにエドリンさんとは対照的にミスターシービーファンで、息子のシャコーグレイドが大好きでした。
シービーとルドルフ、グレちゃんとテイオーそれぞれの因縁も含めて、不思議な縁で繋がっていましたね
私の競馬の原風景はシービーの菊花賞でした
いまの競走馬たちの血統表に彼らの名前を探すのもなかなかに難しくなりましたが、かつてヒサトモからテイオーに細々ながらも繋がった様に、また近いうちに彼らの血が顕れるかもしれないと思っています -
エドリンさん
sevenさん、コメントありがとうございます。
ダービーの頃はへそ曲がりの私はルドルフが嫌いでニシノライデンを応援していました。
ツヨシは牧場へと移動し、みんなに大切にされ「オレ様ツヨシ」として君臨しています(笑)。
皇帝の忘れ形見です。
テイオー」の分も長生きして貰いたいと思います。 -
sevenさん
ツヨポン、元気にしているのですね!
ツヨポン、食いしん坊ツヨポンの印象があります(^^)
父親譲りの凛々しい顔を拝見し、嬉しく思いました。
ツヨポンも紆余曲折、色々あって今がある。
これからも元気に過ごせますように☆ -
sevenさんがいいね!と言っています。
-
sevenさん
シンボリルドルフ、馬名が素敵過ぎますよね!
馬に威厳があり、馬名にぴったりでした。
『「ルドルフでも、ダービーは勝てないのか…」と頭に過った瞬間、ルドルフが「俺に掴まっていろ!」って言ってた(感じた)、そうしたら、ルドルフがどんどん加速して自分はルドルフに必死にしがみついていた、ゴールしか見えない…そして勝った』
後に語った岡部さんのダービーでの言葉(心境)が忘れられません。
私も信じましたルドルフの言葉
「俺に掴まっていろ!」
本当に有ると思います。 -
エドリンさん
コータローさん、いいね!とコメントありがとうございます。
私の中でも史上最強馬はルドルフです。
今まで沢山強い馬、怪物と呼ばれるお馬は見てきましたが、いまだに皇帝と呼ばれるのはルドルフだけです。
彼が1着をはずしたのは2回のみ。
それも1つは3冠を取ってわずか2週間後のジャパンカップです。
今ではこんなタイトなローテーションを組まれるお馬はいないと思いますが・・・(多分)。
私はそのJCをリアルで見たのですが、あんなふうに必死な顔でレースをしたルドルフはその後見た記憶がありません。
そんな彼と同時代にレースを楽しめた事は本当に幸せだったと思っています。