お疲れ様！葦毛のダービー馬

悲しい事は連鎖するのでしょうか？

またまた訃報が届きました。

１９８９年のダービー馬、ウイナーズサークルが８月２７日老衰のため旅立ちました。
１９８６年生まれの３０歳。
年齢から考えても大往生です。

実は１１月に上京する事を予定していました。
目的は、第一に引退馬協会のあるイグレットに行く、そして群馬のキョウエイボーガンに再会する事ともう一つ、前回行けなかった茨城に行きウイナーズサークルに会う事、でした。
本当に昨夜、馬友さんにウイナーズに会いに行く事を電話で話したばかりだったのです。
まさかその前日に亡くなっていたなんて思いもしなかった。

ウイナーズサークルは葦毛のダービー馬としても史上初でしたが、茨城産馬という事でも史上初のダービー馬でした。

皐月賞で私が応援していたのはドクタースパート。
名前が好きだったナルシスノアールとシーホークファンだからという事でウイナーズサークルの枠連（当時は単勝、複勝、枠連のみだったのです）を買いました。
皐月賞を当てた勢いで、ダービーもスパートとウイナーズの１点買いをして外してしまったわけですが、シーホークの仔がダービー馬になった事が嬉しくて大喜びした記憶があります。

あれから長い月日がたちました。
ドクタースパートは一足先に、２０１１年旅立ちました。

生きとし生けるものに別れは付き物ですが、馴染んだ名前の馬達が旅立つのはやっぱり寂しいです。

せめてもう少し、１１月まで頑張って欲しかった・・・なんて、自分勝手なセリフですね。
もっと早く会いに行けば良かった・・・・。
でも、周りの方達に可愛がられて幸せな余生だったと信じます。

ウイナーズ、頑張って長生きしてくれてありがとう。
お疲れ様でした。　ゆっくり休んで下さいね。

　　　　　　　　　　　合掌