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2016/02/22 09:37
遅咲きの花・ダイワテキサス・・・中山記念
欲深な私には逢いたいお馬がたくさんいましたし、今もたくさんいます。
その中の1頭。
2013年、やっと逢う事ができました。
ダイワテキサス。
1995年にデビューして6戦目でやっと初勝利をあげ、続けて連勝し、これで軌道に乗るか!と期待されながら勝てそうで勝てないままやっと15戦目で3勝目を挙げたテキサス君。
その彼が覚醒したのは3年後の1998年。
リバーテームズ賞で長らく居座った900万下(現1000万下)を勝ち上がるとトントンと3連勝。
その勢いのまま関屋記念、オールカマーも勝って気がつけば5連勝、立派なオープン馬になったのです。
その後、脚部不安に悩まされながらも古馬重賞戦線に名を連ねていきました。
そして2000年、7才にして中山記念を勝って弾みをつけ、59キロというトップハンデを背負いながら関屋記念連覇、続いてまたまた59キロで新潟記念を勝利しました。
勝ち負けはできませんでしたがジャパンカップ、有馬記念にも出走し、有馬ではテイエムオペラオーの3着と頑張りました。
2001年の有馬記念を最後に、8才まで駈け回ったターフを後にしました。
種牡馬になったけれど産駒に恵まれず2007年種牡馬引退。
その後はほろしり乗馬倶楽部で第3のお仕事を頑張りました。
22才になった2015年、乗馬も引退し、今、やっと余生をのんびり過ごしているテキサス君です。
遅咲きの彼でしたが、熱いファンが多く、種牡馬時代には彼あてにニンジンがトラック1台分届いたとか!
2000年の中山記念、手綱を取ったのは、今は亡き後藤浩輝騎手。
後にも先にも後藤騎手が騎乗したのはこの1回だけでした。
テキサス君、今度は牧場に会いに行くからね。