351件のひとこと日記があります。
2020/05/28 15:51
メリーちゃんはダービー馬
1987年のクラシック路線を賑わせた馬達には何故か“悲運の“とか“悲劇の“という言葉がつきまといます。
皐月賞、菊花賞をとったサクラスターオーは有馬で故障発生。
辛い治療を頑張りましたが遂に力尽き亡くなり、当時期待されていたマティリアルは長く勝てず、2年後にやっと勝った京王杯オータムハンデでゴール直後に骨折し旅立ちました。
人気の一角だったゴールドシチーは1989年の引退までは走り抜き乗馬になりましたが、翌年、原因のわからない骨折で亡くなってしまいました。
そしてダービー馬になったメリーナイスは、菊花賞後に、サクラスターオーがいなかったから勝てた、とか何とか言われ、有馬記念ではゲートが開いた瞬間に落馬、お笑いネタにされてしまいました。
とまぁ、いろいろなエピソードにくるまれた1987年でしたが、ダービー馬になったのは間違いなくメリーナイス。
私は現地でこの目でしかと見たんですから(自分の外れ馬券も・・・)。
メリーちゃんのその後も今一でしたが種牡馬を引退後に余生を送った牧場さんで、穏やかでのんびりと自由に、毎日ただ草を食む自然な馬としての時間を過ごし、25年の馬生に幕を下ろしました。
今もその牧場の墓地に、コーセイやウラカワミユキ達と一緒に眠っています。
-
首都羅臼さんがいいね!と言っています。
-
ヤマカツサナエースさんがいいね!と言っています。
-
メリーナイス、のんびりとした余生を送れて本当に良かったです。自然な馬としての時間、全てのお馬さんたちに過ごしてほしいです!
-
セキゴンさんがいいね!と言っています。
-
たまはなさんがいいね!と言っています。
-
アイバイノチさんがいいね!と言っています。
-
エドリンさん
くろまめさん、こんにちは。
たとえ種牡馬になっても余生が確定しているわけではありません。
せめてG1馬くらいは先々何の心配もなくして欲しいですよね。
メリーちゃんの余生はきっと一番穏やかな時間だったと思います。 -
くろまめさん
エドリンさん、こんにちは
ダービー馬だからといって、しあわせな未来が約束される訳ではないんですね…。
穏やかな余生を過ごせること。
お馬にとってはそれが何物にも変えがたい一番の勲章なのかも知れませんね。 -
くろまめさんがいいね!と言っています。