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2018/10/05 15:49
京都大賞典・・・皇帝の息子
昨日10月4日は、いまだに皇帝の名で呼ばれ続けるシンボリルドルフの7回忌でした。
そして3連休のトリとして行われる「京都大賞典G3」。
1999年京都大賞典の勝ち馬は皇帝の息子ツルマルツヨシです。
同じ息子のトウカイテイオーが亡くなってしまった今、功労馬として生存しているのはツルマルツヨシ1頭になってしまいました。
ツヨシは現在、引退馬協会の対外支援事業として行われている引退馬ネットのサポートホースとして「ツルマルツヨシの会」で余生を支えられています。
デビュー当時、体の弱かったツヨシを立派な競走馬にするためにどんなに苦労したかを、元ツヨシの厩務員さんで現在ツヨシの会の代表さんが拙ブログに寄稿して下さった事があります。
その苦労が大きく花開いた「京都大賞典」。
あのテイエムオペラオーやステイゴールド、スペシャルウィークも破っちゃったんですよね。
体が丈夫だったらもっともっと活躍できたと思います。
引退後は京都競馬場で誘導馬になりましたが、ツヨシの会の若い会員さんからこんな話を聞いた事があります。
「ツヨシの現役時代は全く知らないのですが、誘導馬が好きで競馬場に時々会いに行ったりしていました。そんなある日、馬達といつものように触れ合っていたら、突然その馬達が緊張したんですよね。どうしたのかって振り返ってみたら、1頭の馬が戻ってきたところだったんですが、その馬を見た瞬間凄いオーラで圧倒されたんです。それがツヨシでした。なので会ができたのを知った時即座に入会したんです。」
皇帝の息子はやはり只者ではなかったと云う事ですね。
画像上は1999年の京都大賞典勝利の時。(ツヨシの会代表様から頂いた画像です)
下は父皇帝ルドルフです。