４年ぶりに立つ故郷の大地

2012年に馬運車に乗って海を越えたオキテ、４年たった2016年6月5日、再び馬運車に揺られて海を越えてきました。

オキテ、帰ってきました！

長かったようで短かったようで・・・・(どっちやねん、笑)

いろいろありましたが、とにかく無事に競走馬生活を終え、引退馬協会の「再就職支援活動」のプログラムを終了し、新たな馬生を送るために
故郷、日高の地に戻ってきました。

生まれた牧場を１度出たら、戻れる仔は殆どいないくらい厳しい競走馬の世界です。

その数少ない幸せな馬の１頭に、オキテも加わりました。

生産牧場のご夫妻が、すぐに会いに行って下さいました。
さぞかし感動的な対面があるか、と想像しましたが、本馬は至って淡々としていたとか(苦笑)。

持っていったニンジンより青草に夢中で、ひたすら食べていたそうです(笑)。
でも、その青草に懐かしい味を感じていたのかも知れません。

競走馬という第１章にピリオドを打ち、オキテの第２章がこれから始まります。

マイネルスティングから引き継いだ命のバトン、無事にゴール出来ました。

おかえり、オキテ。