メモリーオブ有馬記念

今年も1年の締めくくりである有馬記念の時期となりました。
何かが起こる・と云われたりする有馬記念。

かなり長くなった私の競馬歴の中で特に強く強く刻み込まれている1つのレース・・・それは1993年の第38回有馬記念。
383日のブランクをのり越えて勝ったトウカイテイオーの有馬記念です。
奇跡の復活と言われました。
前年、11着とぼろ負けしたその悔しさを晴らすかのようにテイオーの底力を見せたレースでした。
田原Ｊを男泣きさせ、17万人と推測される観客、テレビなどで見ているファン達の感動の涙を誘ったレースでした。
私もテレビの前でしたが号泣した記憶があります。
いまだかつてあんなに感動し、涙腺を崩壊させたレースはありません。

数度に及ぶ骨折から不死鳥のように蘇る彼を人は「奇跡の名馬」と讃えました。
この有馬はその名称をはっきりと証明したレースだったと思います。

さあ今年はどんな物語が起こるでしょうか？

私は夢馬券、オジュウチョウさんを応援したいと思っています。

画像下は、亡くなる少し前のテイオー様です（チームテイオー会員様よりお借りしました）。