351件のひとこと日記があります。
2018/11/01 17:38
スティングの企て
2013年11月3日、名も無い馬「マイネルスティング」が旅立って行きました。
その日静内には、北海道にはめったに来ない引退馬協会の代表とスタッフさん、引退馬協会北海道支部代表さん、そしてマイネルスティングの会員さんがそれぞれ全く別の用事で来ていました。
しつこいようですが、本当にそれぞれ個々の用で偶然に来ていたのです。
それを知っていたのかどうかわかりませんが、その日スティングは倒れたのです。
それまで歯の治療以外獣医さんにかかった事のないスティングが初めて病院に運ばれました。。
そして、知らせを聞いたみんなが慌てて病院に駆け付け見守る中でスティングは目を閉じたのでした。
いろいろ不思議な事をやらかしてくれたスティングらしい最後でした。
そのスティングの旅立ちから5日後、デビューしたものの故障で長期休養を余儀なくされ、レースに戻ってきてもドン負け状態が続き引退宣告を受けていたオキテが待望の初勝利をあげた時、誰もがスティングの後押しと信じて疑いませんでした。
そのスティングが息子の様に愛したオキテとセブンは今、無事競走馬生活を終え産まれた牧場でのんびり暮らしています。
まるで兄弟のように仲の良い2頭は一緒の放牧地で草を食んだり相撲を取ったり、自由で平和な日々を過ごしています。
牡馬が引退し産まれた牧場に帰って来る、それもスティングがお守した2頭が揃って・・・。
重賞勝ち馬でも殆どあり得ない事だと思います。
私たちはこの事を「スティングの企て」と呼んでいます(笑)。
マイネルスティング・・・死してなおやらかしてくれます(爆)。
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パパジェさんがいいね!と言っています。
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エドリンさん
sevenさん、ダブルポチとコメントありがとうございます。
スティングと云う仔は、生きている時にも「うっそ〜!」と云う様な事をやってくれましたが、このオキテとセブンに対しても「まじ〜〜?」というような事をやってくれました。
大きなレースも勝った事のないこの2頭が(それも牡馬が)揃って産まれた牧場に帰ってこれたという事は、厳しい馬達の世界をちょっと覗いた人なら奇跡としか言いようがないとわかると思います。
スティングが導いてきた・・・そう信じるしかない気がします。 -
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sevenさん
エドリンさん、こんばんは⌒☆
スティングくんが天馬になって5年の月日が流れるのですね。
スティングくんは「ある準備」をして旅だったのだと思います。
自分に向けられた人々の想いを「この仔たちへ…」それがオキテくんとセブンくん。
お馬たちは一番分かっています、簡単に人々がお馬たちを引き取れない現実を…。
我々人間が出来ない事を、お馬たちは「やってしまう」のですね。
地上で最も美しい生きものと言われているお馬たち…
その姿とは裏腹に、強靭な心を持つお馬たち…。
お馬たちは、自分の命綱をも仲間たちに譲る事もありますね。
私たち人間も、努力がまだまだ必要です。 -
エドリンさん
白い星さん、いいね!とコメントありがとです。
このお二人さん、まだまだ自分達の遊びの方が楽しいようで、おチビさん達のお守は無理ですね(笑)。
一緒に放牧するようになってからますます幼児化している気がします(苦笑)。
今はまだゴーちゃん爺ちゃんが頑張ってチビさん達の面倒を見てくれています。 -
白い星さん
こんばんは!
オキテくんとセブンくんを見るにつけ生まれ故郷に戻ってこられて良かったな〜と思います。今はのんびりとしてますが・・・。
スティング先輩のように家庭教師のお仕事はないのでしょうか。 -
白い星さんがいいね!と言っています。
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エドリンさん
たまはなさん、いいね!とファイト!ありがとうございます。