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2016/10/22 02:35

追憶 菊花賞馬・レオダーバン

来たる23日は菊花賞。
皐月賞、ダービーと続いたクラシックの最後の1冠です。
秋晴れの空の下、選ばれたお馬達が持てる精一杯の力を発揮して、みんな無事にゴールしてくれる事を願ってやみません。

そしてこの時期になると、その大きな勲章を得ながら、人知れず消えていった1頭のお馬を思い出します。
1991年のダービー、のちに奇跡の名馬と呼ばれたトウカイテイオーの2着となったレオダーバン
そのトウカイテイオーが骨折で出られなかった菊花賞を見事に勝利し、晴れてG1馬になったレオダーバン
でも、テイオーがいなかったから勝てたのだ、という風評がついて回った勝利でした。
斯く言う私も強烈なテイオーマニアでしたから、テイオーが出ていたらきっと3冠馬になっていた、と思っていたのでした。

もし馬にも、生れに良い星の下、悪い星の下というのがあるなら、レオダーバンは後者だったのかも知れません。
菊花賞を勝った後、屈腱炎を発症しわずか2戦しただけで引退。
種牡馬として道は繋がったものの、2001年に種牡馬も引退。
そして、その後の行方はわからないままです。
いろんな噂が流れています。
馬主だった人の脱税問題。
その関連でレオダーバンの道が閉ざされたとか・・・・。
本当のところは外部の者にはわかりません。
わかることはただ一つ。
G1レースを勝っても繋がらなかった命。
どんなに大きな勲章を得ても、馬は関わる人間によって道が決まってしまう存在だと云う事。

テイオーは今もこれからもずっと私の永遠のプリンスです。
でも、光に包まれたテイオーの馬生を鑑みる時、レオの儚い馬生を思わずにはいられません。

1991年の菊花賞馬は間違いなくレオダーバン、貴方です。
23日、若馬達の頑張りを空から応援して下さい。
できたらテイオーと一緒に・・・・・。

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  • マカさん

    レオダーバンは、マルゼンスキーの直仔なんですね。
    見たことはないですが、脚の弱い仔が多いんでしたっけ・・・。
    故障は、能力があるからとも思いますが。

    母父のダンサーズイメージもケンタッキーダービー先頭でゴールも
    降着、2冠目のプリークネスSでも降着らしいです。
    もし勝てていたら、日本には絶対来なかったと思います。

    良くも悪くも、不幸なのかな。。。
    祖先に似てしまったんですかね(´;ω;`)ウゥゥ

    きっと幸せだったと願いたいです。

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