351件のひとこと日記があります。
2016/03/10 09:50
*あの時君は輝いていた・・・ライデンリーダー
オキテも無事、道筋がついた今、ブログを閉じました。
元々、故マイネルスティングの為に始めたブログでしたから、彼の最後の望みだった(多分)オキテの先行きを見届けた現在、私のすべきことは終わったと思いました。
また、違う形で始めるかも知れませんが、その時は宜しくです!
さて、今週はフィリーズレビューです。
いよいよクラシックの足音が聞こえてきました。
このレース、桜花賞トライアルである事は変わりないのですが、名称が2度ほど変わっています。
「阪神4歳牝馬特別」 「報知杯4歳牝馬特別」 そして現在の「報知杯フィリーズレビュー」
そして1995年から地方馬にも、2頭までという条件で扉が開かれました。
その記念すべき初年度、笠松から挑んできたのがライデンリーダーです。
実は彼女、デビュー前はあまり期待されていなかったそうです。
それが、あれよあれよと10連勝。
その弾みと鞍上が当時笠松では、彼しかジョッキーがいないのじゃないかというくらい勝ち続けている“安藤勝巳”騎手。
地方からの初参戦でありながら2番人気と、大きなファンの夢を背負ったライデンリーダーでしたが、しっかりとその期待に応えて11連勝で勝利を飾ったのでした。
それも、直線までは馬群の後方でモタモタしていたのが、直線の半ば大外に出した途端、放たれた矢のようにゴールに突進。
前を行っていた1番人気エイユーギャルに3馬身半の差をつけ1着ゴール。
この時実況放送していたアナウンサーさんが絶句し、ただただ「強い!」と繰り返していたのが記憶にあります。
そして、彼女のこの頑張りが、その頃、勝ち過ぎて競馬に飽きかけていたという安勝さんの気持ちを「中央のG1に挑戦したい!」と新しい目標に向かわせたそうです。
残念ながら2014年、彼女は天寿を全うし虹の橋に越してしまいましたが、あの時の輝きは今も心に残っています。