ご無沙汰してます３・・・ラスカルスズカ

競馬に“たら、れば”は禁句ですが、でも、もし、あの年にあのお馬がいなかったら・・・彼の馬生は大きく変わっていたかも知れない。
それは、２０００年、天皇賞（春）、あのお馬テイエムオペラオーがいなかったら、彼ラスカルスズカは天皇賞馬の称号に輝いていたかも・・・。
そうしたら兄の栄光を借りなくても、自分の道を開けたかも・・・・？
なぁんて詰まらない妄想を吹き飛ばしてくれるくらい、元気なラスカル君に会えました。

私が行った時、ちょうど彼はお稽古中でした。
準備運動を終えて、女性スタッフさんが軽い乗り運動をする為の馬装中のラスカル君にご挨拶。
ノーザンホースパークにいた頃は、ちょっと中年太りかな？的体型だったのが、毎日の適度な運動でしっかり締まったマッチョマンになってました。
お伺いする前に百瀬場長さんから「自馬会員さんがついてくれてます」と聞き安心してましたが、スタッフさんによると、少し高齢の優しい女性オーナーさんで「穏やかなお馬が良いから」と、ラスカル君を気にいって下さり、とても大事にされているとかでますます安心したのでした。

華やかなライトは当たらなかったけど、種牡馬にもなって産駒達も今だ頑張ってくれているし、新しいお仕事でも大切にしてもらって、それはそれで良い馬生だよね、ラスカル君！

帰り際にグッドニュースを教えてきました。
ラスカル君の娘、サワヤカラスカルの息子、つまりラスカル君の孫ちゃんが中央デビューしましたよ。
名前はサワヤカミスター、父は同じスズカのフェニックススズカさんです。　まだ本気の力が出せていないけどこれからです！
小さい声で「ラスカルお爺ちゃん」と言ったら睨まれた・・・気がしました。
まだまだ現役ラスカル君ですから、失礼しました（笑）