行き場を無くしたアメリカから来た馬

スーパークリークやヤエノムテキなどが暮らしていた日高スタリオンが年内で閉鎖されることになりました。
それにともない、それぞれ馬の移動も決まったようですが、現役引退後アメリカから日本に移動させられ、マイネルジャパンやメイショウカイドウなどの父として頑張ってきたスキャン号の行き先が見つかりません。
２７才という高齢と疝痛をおこしやすい体質でもあるという事で、母国アメリカに帰すのは厳しく、助成金対象馬にもなれない為、その落ち着き先が心配されていました。
とりあえず引退馬協会で預かり、引き受け先を探すこととなりました。
今現在は、響輝号がいた荒木牧場さんで体を休めています。

今まで、海を越え日本という異国に連れて来られ、長い間、種牡馬というお仕事を頑張ってきた彼の余生が幸せで穏やかに過ごせる場所が見つかる事を願ってやみません。

引退馬協会ではスキャン号へのご支援を募っています。
詳しくはホームページ、またはフェイスブックをご覧ください。


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