ビッグゴールドさん、教育係終了。

２００２年度中山金杯勝馬で、２００６年から金沢競馬に移籍し、１２歳まで頑張って走り続けたビッグゴールドさん。
引退後、ゴールドさんの会ができ、北海道の牧場さんでのんびり余生を過ごしていました。
昨年、その牧場さんで産まれた１頭の牡馬。
牝馬と一緒に放牧するわけにはいかず、ゴールドさんに教育係のミッションが下りました。
それから約３カ月、その１才馬にそろそろセリの準備をさせるコンサイニングの為、育成牧場さん移動が決まりました。
コンサイナーシステムとは、セリに出た時にお行儀よく出来るよう、奇麗に見えるよう、心身共にケアするもので、ここにはオキテもデンバーもお世話になりました。（　オキテはコンサイニングではなく最初から育成としてでしたが　）
ここで１才君は、タケノハーモニー２０１４号（　父アサクサキングス　）となり競走馬への第１ステップを昇るのです。
昨日までお相撲をとったり、併せ馬したり、競走馬の心得を教えたり（？）とゴーちゃん先生のレッスンも、ここで終了となります。

その出発の日、たまたまゴールドさんの会のツアーがあったそうで、会員さん達の見送りのもと、１才君はステーブルさんに到着したそうですが、それが、何となく報道陣に囲まれたアイドルのようだったと、牧場の奥様が嬉しそうに教えて下さいました。
最も、ステーブルさんの場長さんは、オキテの時で慣れていますが（　馬名のない時期からファンクラブが出来ていたお馬ですから、笑　）。

生徒が巣立った後のゴールドさんは、最初わかっていなかったようで問題無かったのですが、後からチビさんが居なくなった事に気づき鳴いて大変だったそうです。
しばらく寂しい日々が続くかもです。
ガンバレ〜！ゴールドさん！！
そして、１才君も頑張れ〜！！

ビッグゴールドさん、お疲れ様でした。　　　

画像、上はレッスン中（？）のゴーちゃん先生
下は、お別れの挨拶　（この時ゴーちゃんはまだ知りませんでした　）