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2015/06/10 09:05
唯一無二の南関東4冠馬
このお馬に会いに行くと、隣のおねだり上手なエスケープハッチ( 今は他所にお引っ越ししました )の方についつい引っ張られて、彼へのニンジン配りが遅くなってしまいます。
彼は地味〜に放牧地の端っこを歩きまわってアピールするので、そのあたりがいつも少しえぐれていました。
こんな控えめなお馬が、南関東に燦然と輝く大記録を持っていたなんて、実は最近まで知らなかったのです。
トーシンブリザード
1998年、デュラブとユーワトップレディの間に生れた彼は、2000年、船橋競馬からデビュー。
圧勝したにも関わらず、当時ラムタラの仔で話題のロイヤルエンデバーの陰に隠れ、それほど期待もされていませんでした。
そのエンデバーと2戦目で対決し、勝っちゃいました。
そして3戦目に、統一G2全日本3才優駿に挑戦。
ここにはそのロイヤルエンデバーを始め、マイネルジャパン、ムガムチュウなど錚々たるメンバーで、ブリザードは7番人気とやっぱり低評価。
でも、勝ってしまったんですよね。
それからは、羽田盃、東京王冠賞、東京ダービーを勝って、南関東3冠馬になり、その勢いで、統一G1ジャパンダートダービーも勝ち、無敗の南関東4冠馬に輝いたのです。
2001年に、東京王冠賞が廃止された為、4冠馬は彼しか存在しなくなりました。
その後、骨折で長期休養や馬主変更などがあり、東京大賞典では3着と初めての負けを経験しました。
それでも次走のフェブラリーS(G1)で、アグネスデジタルの2着と力のあるところを見せ、カシワ記念で勝利しました。
復活か!と期待されたのですが、何故かそれから彼は勝てなくなります。
そして7才になった2005年、ターフに別れを告げたのです。
種牡馬にはなりましたが3頭しか残せず( お嫁さんがいなかったのでしょう )、2008年種牡馬も引退。
今は荒木牧場さんで功労馬として、地味〜なニンジン下さい活動にいそしんでいます。
「 東京の、真夏の夜に、ブリザード! トーシンブリザード圧勝!!」
統一G1ジャパンダートダービーで叫んだアナウンサー。
それは彼の強さへの最大の賛辞だったでしょう。
今は大好きな場長さんと楽しい毎日です。
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SAKU☆39☆さん
連戦連勝の頃はどこまで強くなるのかと思った馬。
思い出はフェブラリーS2着ですかね! -
馬のきもちさん
ブリザード君、大好きな場長さんとのいい出会いがあって楽しい毎日を過ごすことが出来てよかったですね!
強いお馬さんだったのにずいぶん控えめな性格^^;
もっとアピールしてたくさんニンジンもらっちゃおう(^^)/
一度骨折するとほんとに難しい・・・ -
エドリンさん
ブラウンソースさん、いいね!ありがとうございます。
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エドリンさん
マカさん、ペアポッチとコメントありがとです。
一時は「タキオンやジャンポケとどっちが強いか?」などと騒がれたくらい強かったです。
今は、そんな事ホントにあったの?というくらい穏やかで、甘ったれのブリ君ですが・・・(笑)
石崎騎手も、「いろんな名馬を見たけど、一番賢い馬だった」と言っているように、誰からも可愛がられるお馬だったみたいですね。 -
エドリンさん
馬の気持ちさん、いいね!とコメントありがとうで〜す。
やっぱり種牡馬としては、地方馬というのがネックになるのかも知れません。
血統の事はまったくわかりませんが、今流行りの血筋出なかった事だけは間違いないでしょう。
お嫁さんのきてがなければ仔っこはできませんからね。
でも、今はお気楽な日々で、毎日放牧地の溝掘り楽しんでます(笑)。 -
エドリンさん
やのしばさん、いいね!とコメントありがとうございます。
4歳までのブリ君は本当に強かったですね。
何で勝てなくなったのか・・・・?
骨折の影響があったのでしょうか。
でも、もう、そんなの関係ねぇ(古ッ!)と、今は毎日のんびり暮らしています。 -
エドリンさん
ポッケモンさん、いいね!ありがとうで〜す。
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マカさんがファイト!と言っています。
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マカさんがいいね!と言っています。
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マカさん
トーシンブリザードだ〜♪
わたし生で観たことないです、なんせ子供でしたから(笑)
ずーっと応援してたんです(^ ^)
確かアグネスタキオン世代でした。
主戦の石崎騎手も未だに現役。子供の駿騎手はJRAの騎手学校体重オーバーでリタイア。それで佐藤厩舎で当時担当したのがデビュー当時のトーシンブリザード。
実は父子鷹だったんですよね。
幸せに暮らしていてホント良かったです♪