かしわ記念メモリー

軸にする予定だったフェノーメノの回避で、ちょっとグチャってる天皇賞。
なので、枠順決まるまで頭の中、いったん白紙。
で、見渡したら、５月５日はかしわ記念じゃないですか。
このレースは我らがテイオー産駒ストロングブラッドが、６才にしてやっと取ったＧ１レースです。
このブラッド君、誰が言い出したか　「ストロングブラッドの呪い」　という有難くない伝説の持ち主なんです。

（　その１　）
２００３年、４月、福島「カブトヤマ記念、Ｇ３」優勝
同年でこのレースは廃止となる。
２００３年、９月、上山「さくらんぼ記念、Ｇ３」優勝
同年限りで上山競馬廃止
２００４年、高崎「群馬記念、Ｇ３」優勝
同年限りで高崎競馬廃止
２００５年、船橋「かしわ記念、Ｇ１］優勝
この年柏レイソルがＪ２に降格・・・・・・・・ってこれは言いがかりだぁ！

まあ、こんな感じで、何故かブラッドが勝ったレースは、後でことごとく何かが起きたのです。
それ以外にも、ブラッドが２着に来た時の優勝馬はそれきり勝てなくなったとか・・・・。
これは、２００５年の帝王賞の勝ち馬タイムパラドックスが打ち砕いてくれましたが。
そんな都市伝説は馬の耳に念仏で、ブラッド君自身は、引退後、馬事公苑で乗馬となり、そこも卒業すると、福島でのんびり功労馬生活を送っていました。
２０１１年、あの東日本大震災で被災したブラッド君、何とか生き延び、今は、茨城でやっと落ち着いた余生を過ごしています。
あの時は、チームテイオーの会員みんなが心配し、その無事に涙したのでした。

今年１６才になるブラッド君、もう「ストロングブラッドの呪い」は解けているから、これからもずっと元気で長生きしてね。