351件のひとこと日記があります。
2015/04/15 11:42
想い出の皐月賞
1991年、親仔2代の無敗3冠馬誕生か!と人々を夢見させたトウカイテイオーの皐月賞勝利。
その夢は結局、無敗2冠馬までで消えてしまったけれど、これから始まるテイオー神話の華やかなイントロダクションでした。
8枠に 単枠指定 (現在はありません)されたテイオー。
単勝2.1倍の堂々1番人気。
結果は鞍上の安田J (現調教師)が指を1本たて、まず1冠と表現したように、その先をも予感させる勝利でした。
そして、2着には何と18頭中16番人気のシャコーグレイドが突っ込んできたのでした。
どうしてグレイドがこれほど人気薄だったのか、私は今でも不思議です。
だって、テイオーが3冠馬ルドルフの息子なら、グレイドも3冠馬ミスターシービーの息子です。
私は検討するまでもなく、この2頭しか考えていませんでした。
1点しか買わずに馬券をゲットしたのはあの時が初めてです。
その後グレイドは勝てないまでも善戦マンとしてコツコツ走り続け、テイオー引退式の日のメインレースで3年10カ月ぶりに勝利をあげて、朋友テイオーの引退に花を添えてくれました。
引退したシャコーグレイドは福島競馬場の誘導馬から乗馬クラブを転々とするなど波乱の余生を送っていましたが、優しいオーナーさんと出会い、夏は岐阜の乗馬クラブで軽くお仕事をして、冬になると富山のオーナーさんの所でのんびり過ごすなど、その晩年は穏やかなものだったようです。
そして昨年12月、前年旅立ったテイオーの元へとその馬生を閉じました。
亡くなる前に映画デビューして、エンディングロールに名前が出た事で生存を知ったファンが乗馬クラブへ訪ねていったとか。
何故かテイオーと縁が深かったシャコーグレイド。
ちなみに皐月賞出走時の馬体重、2頭とも456キロ、同じでした (笑)。
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コータローさんがいいね!と言っています。
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おいコアラさんがいいね!と言っています。
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エドリンさん
ようこさん、いいね!ありがとうございます。
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ようこさんがいいね!と言っています。
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エドリンさん
元々、競馬は紳士淑女の遊びでした。
だから、ギャンブルとしての1面だけ見ず、1頭の馬と一緒に夢を楽しむ、そんな優雅な気持ちで競馬を見る人が増えてくれたらなぁと願います。
馬も立派なアスリートだと考えてほしいです。 -
ルージュの夢さん
エドリンさん
私も昔は綺麗かどうかは置いといて、昔は乙女でした(*^^*)
うら若き乙女には、オークスや、ダービーには、気合い入れた淑女の装いで競馬を楽しんでほしいものです。
もちろん、エスコートする男性も。
人が競馬を作り上げる
そんな一面も大切にしたいですね^ ^ -
エドリンさん
ルージュの夢さん、コメントありがとうございます。
確かに、あの頃の競馬には、今よりもっと夢や活気があったような気がします。
お馬たちも強烈な個性を持った仔達が多かったような・・。
でも、今のように情報もなかなか伝わらなかったし、何より、競馬や馬が好きとか人前では言えませんでした。
特に、若い女性が (あの頃は私も若かったのでっす)馬の話などするなんて、冷たい視線が矢のようにささりましたよ。
まぁ、そんなものにめげずに粋がっていましたけどね(笑)。
そう思うと今は良い時代になったと思います。
これからルージュの夢さんの馬物語、作っていけば良いと思います。 -
ルージュの夢さん
私はエドリンさんが羨ましいです。
一番良い時に、競馬をし尽くしましたよね^^;
シャコーグレードは、良く生き延びて、天寿を全うしましたよね。
テイオーもドラマチック馬生なら、シャコーグレードも波瀾万丈馬生。
タイムマシンで、その頃に行ってみたいな。 -
エドリンさん
ルージュの夢さん、いいね!ありがとうで〜す。
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エドリンさん
ラスカルさん、コメントありがとうございます。
ほんとに何でシービーの仔がこんなに人気薄なのかむかつきましたよ。
若葉Sだって3着に入っているのにって。
でも、幸せだったと思える馬生を送ったようだし、何より天寿全うしてくれた事が救いです。
何となくシービーって薄幸なイメージがして、せめてその息子のグレイドには幸せでいて欲しいとひそかに願っていたから。