56件のひとこと日記があります。
2017/05/18 10:00
ばいばいにゃんこ。
この週末に飼っていた猫が亡くなりました。
怪我も病気もなく、原因不明(おそらく遺伝性?)の心筋梗塞でした。
その数時間前まで一緒に遊んでいたのですが、家族全員が寝ている明け方に心筋梗塞を起こし、
最後の力で寝室前まできた物音で旦那が猫が倒れるのとほぼ同時に気づいたものの、
すでに息はなくそのまま死んでしまいました。
5月5日に6歳になったばかりで、友人の家のご長寿猫(存命)が25歳になったと聞いたので
「お前もあと15年は生きなさいよ」
なんていってた矢先でした。
ドジでのんきでお人よしの猫でした。
野良だったのを生後2週間で保護され、生後一ヶ月の時に我が家で引き取った猫でした。
結婚して5年経ってもなかなか子供ができなくて、そんなときにもらってきた子だったので、我が家では長男のような扱いでした。
その後に生まれた子供(人間)とも兄弟のように育って、
口喧嘩や取っ組み合いの喧嘩もしつつも一緒に昼寝をしたり、子供が一人で遊んでいるとちょっかいをかけにいったりと面倒もよく見てくれました。
猫がいなくなって、家の玄関を開ける時に猫が飛び出さないようにそっと警戒しながら開ける必要がなくなりました。
結婚前から育てているポトスをきちんと飾れるようになりました。
旅行も長く気兼ねなく行けるし、花も花瓶で飾れます。間接照明もおけます。
布物を出しておいても粗相されないし、猫が入って部屋を荒らされないように横向きではなく縦向きに付け直したドアノブも必要なくなりました。
作った後冷ましているお弁当を盗み食いされないように工夫しなくてもいいし、食卓に魚を出しても準備が完了するまで誰かが見張る必要もなくなりました。
座椅子もソファーも爪とぎでボロボロになることもないし、子供のマフラーをかじって解かれることもありません。
若く、突然なくなったから治療費もかからなかったし、介護も必要ありませんでした。
でも、そんなことは全部許容できることだったんですけども。
突然死んで、あっという間に骨になって、まだ実感がわきません。
玄関は警戒しながら開けちゃうし、寝る前にクッションは猫の入れない部屋に全部しまっちゃうし、朝は餌の時間に目がさめるし。
生活は何も変わってないので、別に今すぐふらりと戻ってきてもいいのですけども。
うちは一人っ子なので、ゆうべ子供に
「○くん(保育園のお友達。うちの猫が亡くなった日に親戚の不幸で保育園を休んでいた)はお葬式しても弟くんがいるけど、ぼくはひとりぼっちになった」
と言われたのがきつかったです。
仕事と息子のケアでゆっくり考える余裕もないけど、おかげでぼちぼち生活できてる毎日です。